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【通貨】あす(13日)の為替相場見通し=米小売売上高の結果注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、120円台回復後の高値警戒感から値動きの荒い展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=118円40~120円00銭、1ユーロ=135円00~136円60銭。この日は、米国での金利上昇やギリシャ懸念の後退期待から120円台前半での取引が続いた。ただ、欧州時間の午後5時以降、「一段の金融緩和はむしろ逆効果との見方が日本銀行内で浮上している」と一部で報じられたことを受け、ドル売り・円買いが膨らみ、一時118円85銭をつけた。今週に入り、急激なドル高・円安で120円台まで上昇したことから、高値警戒感も強く、何らかのキッカケがあれば利益確定の反対売買がでる地合いとなっている。
 この日は米国で1月小売売上高の発表がある。市場では前月比0.4%減の予想が出ているが、その結果次第で再度、為替相場の水準が変わる可能性もありそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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