【材料】トーカイ---過去最高の第3四半期売上高を更新、病院向けレンタルが好調で

リネンサプライや介護用品レンタルを手掛けるトーカイ<9729>は6日、第3四半期累計（2014年4-12月期）決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比2.2％増の727.86億円、営業利益が同1.9％減の50.49億円、経常利益が同1.3％減の53.04億円、純利益が同1.0％減の32.46億円と、第3四半期累計ベースで過去最高の売上高を更新した。

主力の健康生活サービスは、病院や介護施設向けのレンタル商品の拡販や給食案件の新規獲得などによって増収増益となった。一方で、調剤サービスにおける薬価改定および消費税率引き上げによる影響や、環境サービスにおいて、リースキン事業の減収やレンタル資材費の増加等によって減収減益となったことが全社での減益に影響した。

通期業績予想は会社計画を据え置いている。売上高が前期比4.4％増の993.28億円、営業利益が同4.9％増の72.95億円、経常利益が同4.3％増の75.52億円、純利益が同29.6％増の46.11億円としている。

同社は、「健康生活サービス」「調剤サービス」「環境サービス」を事業の3本柱とするヘルスケア企業グループ。リネンサプライと介護用品のレンタル、ダストコントロールで業界2位。

《AK》

　提供：フィスコ