【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):セ硝子、トーカロ、日精工、大塚商会
■セントラル硝子 <4044> 510円 +37 (+7.8%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
2日、セ硝子 <4044> が決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比12.9%増の101億円に伸び、通期計画の90億円に対する進捗率が113.1%とすでに上回ったことが買い材料視された。ガラス事業において北米市場での需要増や為替の円安によって営業損失が改善。化成品事業ではリチウムイオン電池用電解液製品や半導体関連製品の販売が好調。ガラス繊維は電子材料や自動車用途向けに伸びた。通期の業績見通しは従来計画のまま据え置いたが、上振れを期待した買いが殺到し、株価は昨年来高値を更新した。
■トーカロ <3433> 2,102円 +142 (+7.2%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
2日、トーカロ <3433> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の39億円→45億円に15.4%上方修正。増益率が6.7%増→23.1%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。半導体・液晶分野向けを中心に溶射加工が想定を上回るペースで堅調に推移し、売上高が8.5%上振れることが寄与する。業績好調に伴い、年間配当を従来計画の50円→60円(前期は50円)に増額修正した。
■日本精工 <6471> 1,467円 +87 (+6.3%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
2日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が49%増益で着地・10-12月期も54%増益」が好感された。
日精工 <6471> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比48.8%増の668億円に拡大し、通期計画の845億円に対する進捗率は79.1%に達し、4年平均の72.5%も上回った。
⇒⇒日本精工の詳しい業績推移表を見る
■大塚商会 <4768> 4,415円 +255 (+6.1%) 本日終値
2日に決算を発表。「今期経常は微増で3期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は5円増配へ」が好感された。
大塚商会 <4768> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比13.8%増の381億円になり、15年12月期は前期比0.4%増の383億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を80円→90円(前の期は1→3の株式分割前で235円)に増額し、今期も前期比5円増の95円に増配する方針とした。
⇒⇒大塚商会の詳しい業績推移表を見る
■東邦ホールディングス <8129> 1,750円 +87 (+5.2%) 本日終値
2日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は18%減益も対通期進捗は過去平均を超過」が好感された。
東邦HD <8129> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.1%減の123億円に減ったが、通期計画の145億円に対する進捗率は85.3%に達し、5年平均の74.3%も上回った。
⇒⇒東邦ホールディングスの詳しい業績推移表を見る
■キーエンス <6861> 57,430円 +1,450 (+2.6%) 本日終値
2日、キーエンス <6861> が決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.6%増の1348億円に拡大したことが買い材料。自動車の生産自動化に使うセンサーが伸びたほか、円安の追い風もあり海外売上高が約4割増えたことが利益を押し上げた。
■エイチーム <3662> 4,950円 +65 (+1.3%) 本日終値
2日、エイチーム <3662> が15年7月期上期(14年8月-15年1月)の連結経常利益を従来予想の5億円→9.5億円に90.0%上方修正。増益率が1.6%増→93.1%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。香港でのスマートフォン向け競走馬育成ゲーム「ダービーインパクト」の好調や利益率の高い既存タイトルの堅調持続が利益を大きく押し上げた。新規ゲームのリリース延期による影響はライフスタイルサポート事業の伸びなどで補い、売上は従来計画を確保した。
■日立化成 <4217> 2,351円 +7 (+0.3%) 本日終値
日立化 <4217> が大幅反発。日経産業新聞が3日付で「日立化成は高精細のスマートフォン(スマホ)に対応する導電フィルムを開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「スマホ内部に組み込む半導体の電極とガラス基板を電気的に接続する。面積が従来より50%小さい微細な電極でも接続できるようにフィルムの組成を見直した」という。4月から販売を始めるとしており、高機能材料事業の収益拡大を期待した買いが向かった。
■フタバ産業 <7241> 558円 -58 (-9.4%) 本日終値 東証1部 下落率7位
2日、フタバ <7241> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の36億円→28億円(前期は23.6億円)に22.2%下方修正したことが嫌気された。製品構成の変動を理由に利益が減少する見通し。下半期は中国での売上高や利益が減ることも予想され、為替動向を考慮したうえで下方修正したという。また、13年10月に発表したベトナムでの新会社設立について、設立の中止を発表したことも悪材料視されてたようだ。同時に発表した15年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益は前年同期比7.8倍の16.7億円に急拡大したが、通期業績の下方修正を嫌気した売りが優勢となった。
■船井電機 <6839> 1,276円 -130 (-9.3%) 本日終値 東証1部 下落率9位
2日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は43%減益」が嫌気された。
船井電 <6839> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.5%減の42.9億円に減った。
⇒⇒船井電機の詳しい業績推移表を見る
株探ニュース
2日、セ硝子 <4044> が決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比12.9%増の101億円に伸び、通期計画の90億円に対する進捗率が113.1%とすでに上回ったことが買い材料視された。ガラス事業において北米市場での需要増や為替の円安によって営業損失が改善。化成品事業ではリチウムイオン電池用電解液製品や半導体関連製品の販売が好調。ガラス繊維は電子材料や自動車用途向けに伸びた。通期の業績見通しは従来計画のまま据え置いたが、上振れを期待した買いが殺到し、株価は昨年来高値を更新した。
■トーカロ <3433> 2,102円 +142 (+7.2%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
2日、トーカロ <3433> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の39億円→45億円に15.4%上方修正。増益率が6.7%増→23.1%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。半導体・液晶分野向けを中心に溶射加工が想定を上回るペースで堅調に推移し、売上高が8.5%上振れることが寄与する。業績好調に伴い、年間配当を従来計画の50円→60円(前期は50円)に増額修正した。
■日本精工 <6471> 1,467円 +87 (+6.3%) 本日終値 東証1部 上昇率10位
2日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が49%増益で着地・10-12月期も54%増益」が好感された。
日精工 <6471> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比48.8%増の668億円に拡大し、通期計画の845億円に対する進捗率は79.1%に達し、4年平均の72.5%も上回った。
⇒⇒日本精工の詳しい業績推移表を見る
■大塚商会 <4768> 4,415円 +255 (+6.1%) 本日終値
2日に決算を発表。「今期経常は微増で3期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は5円増配へ」が好感された。
大塚商会 <4768> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比13.8%増の381億円になり、15年12月期は前期比0.4%増の383億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を80円→90円(前の期は1→3の株式分割前で235円)に増額し、今期も前期比5円増の95円に増配する方針とした。
⇒⇒大塚商会の詳しい業績推移表を見る
■東邦ホールディングス <8129> 1,750円 +87 (+5.2%) 本日終値
2日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は18%減益も対通期進捗は過去平均を超過」が好感された。
東邦HD <8129> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.1%減の123億円に減ったが、通期計画の145億円に対する進捗率は85.3%に達し、5年平均の74.3%も上回った。
⇒⇒東邦ホールディングスの詳しい業績推移表を見る
■キーエンス <6861> 57,430円 +1,450 (+2.6%) 本日終値
2日、キーエンス <6861> が決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.6%増の1348億円に拡大したことが買い材料。自動車の生産自動化に使うセンサーが伸びたほか、円安の追い風もあり海外売上高が約4割増えたことが利益を押し上げた。
■エイチーム <3662> 4,950円 +65 (+1.3%) 本日終値
2日、エイチーム <3662> が15年7月期上期(14年8月-15年1月)の連結経常利益を従来予想の5億円→9.5億円に90.0%上方修正。増益率が1.6%増→93.1%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。香港でのスマートフォン向け競走馬育成ゲーム「ダービーインパクト」の好調や利益率の高い既存タイトルの堅調持続が利益を大きく押し上げた。新規ゲームのリリース延期による影響はライフスタイルサポート事業の伸びなどで補い、売上は従来計画を確保した。
■日立化成 <4217> 2,351円 +7 (+0.3%) 本日終値
日立化 <4217> が大幅反発。日経産業新聞が3日付で「日立化成は高精細のスマートフォン(スマホ)に対応する導電フィルムを開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「スマホ内部に組み込む半導体の電極とガラス基板を電気的に接続する。面積が従来より50%小さい微細な電極でも接続できるようにフィルムの組成を見直した」という。4月から販売を始めるとしており、高機能材料事業の収益拡大を期待した買いが向かった。
■フタバ産業 <7241> 558円 -58 (-9.4%) 本日終値 東証1部 下落率7位
2日、フタバ <7241> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の36億円→28億円(前期は23.6億円)に22.2%下方修正したことが嫌気された。製品構成の変動を理由に利益が減少する見通し。下半期は中国での売上高や利益が減ることも予想され、為替動向を考慮したうえで下方修正したという。また、13年10月に発表したベトナムでの新会社設立について、設立の中止を発表したことも悪材料視されてたようだ。同時に発表した15年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益は前年同期比7.8倍の16.7億円に急拡大したが、通期業績の下方修正を嫌気した売りが優勢となった。
■船井電機 <6839> 1,276円 -130 (-9.3%) 本日終値 東証1部 下落率9位
2日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は43%減益」が嫌気された。
船井電 <6839> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.5%減の42.9億円に減った。
⇒⇒船井電機の詳しい業績推移表を見る
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