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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):FPG、エスエムエス、JVCケンウ、ワコム

■FPG <7148> 2,080円  +400 (+23.8%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 1月30日、FPG <7148> が決算を発表。14年10-12月期(第1四半期)の連結経常利益は9.8倍の31.1億円に急拡大して着地。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を45.8億円→62.6億円に36.7%上方修正。増益率が40.5%増→92.0%増に拡大し、6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。投資家からの旺盛な需要を背景に、出資金販売が想定より大きく伸び、売上が計画を20.9%も上回ることが利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが19.5倍→13.6倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■エス・エム・エス <2175> 1,214円  +147 (+13.8%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 1月30日、エスエムエス <2175> が決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.4%増の17.9億円に伸びたことが買い材料視された。介護サービス提供者向けの支援ソフト「カイポケ」の利用料金値上げや既存事業の拡大が寄与し、売上高が大幅増。カイポケの黒字に転じたことに加え、持分法投資利益の増加が利益を押し上げた。同時に、従来未定としていた期末一括配当を7円(前期は1→2の株式分割前で10円)実施する方針としたことや、発行済み株式数(自社株を除く)の0.8%にあたる35万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも買いに拍車を掛けた。

■JVCケンウッド <6632> 315円  +35 (+12.5%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 1月30日、JVCケンウ <6632> が15年3月期の連結最終利益を5億円→30億円に6.0倍上方修正したことが買い材料。繰延税金資産の計上に伴い、マイナスの法人税等調整額35.1億円を計上したことが主因。同時に発表した15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益も6.5億円の赤字(前年同期は56.9億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■ワコム <6727> 560円  +59 (+11.8%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 30日に決算を発表。「今期経常を6%上方修正」が好感された。
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■日本調剤 <3341> 4,105円  +370 (+9.9%)   本日終値  東証1部 上昇率8位
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が27%増益で着地・10-12月期も50%増益」が好感された。
 日本調剤 <3341> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26.8%増の41億円に伸びた。
  ⇒⇒日本調剤の詳しい業績推移表を見る

■富士通 <6702> 685.9円  +60.3 (+9.6%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 30日に決算を発表。「今期最終を6%上方修正」が好感された。
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■住友化学 <4005> 509円  +41 (+8.8%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が36%増益で着地・10-12月期も61%増益」が好感された。
 住友化 <4005> が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.9%増の986億円に拡大し、通期計画の1200億円に対する進捗率は82.2%に達し、5年平均の76.6%も上回った。
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■武蔵精密工業 <7220> 2,414円  +182 (+8.2%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が12%増益で着地・10-12月期も33%増益」が好感された。
 武蔵精密 <7220> が1月30日大引け後(15:20)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比12.4%増の82.6億円に伸び、通期計画の100億円に対する進捗率は82.6%に達し、5年平均の62.7%も上回った。
  ⇒⇒武蔵精密工業の詳しい業績推移表を見る

■Jパワー <9513> 4,655円  +345 (+8.0%)   本日終値
 1月30日、Jパワー <9513> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の450億円→580億円(前期は400億円)に28.9%上方修正し、増益率が12.3%増→44.7%増に拡大する見通しを示したことが買い材料視された。為替が円安で推移したことによる海外子会社の利益増加に加え、個別における営業費用の減少を理由に上方修正した。同時に発表した第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.6%増の534億円と堅調だった。

■オークマ <6103> 1,090円  +77 (+7.6%)   本日終値
 30日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が86%増益で着地・10-12月期も75%増益」が好感された。
 オークマ <6103> が1月30日大引け後(15:20)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比86.4%増の91.5億円に拡大し、通期計画の138億円に対する進捗率は3年平均の58.7%を上回る66.4%に達した。
  ⇒⇒オークマの詳しい業績推移表を見る

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