【市況】米国株見通し：NYダウはもみあいか、原油先物相場や企業決算を注視する展開

30日のNYダウはもみあいか。29日のNYダウは大幅反発。早期利上げ観測の後退や原油相場の下げ渋りが材料視された。ダウ平均は225.48ドル高の17416.85、ナスダックは45.41ポイント高の4683.41。


30日の取引は原油相場の動向が手がかり材料となりそうだ。また、主要企業の決算発表が本格化しており、決算内容に相場が左右される可能性がある。30日はシェブロン、マスターカード、ゼロックスなどの決算発表が予定されている。
時間外ではグーグルが時間外で下げに転じていたこともあり、SNS関連などへの影響が警戒されるか。


NYダウは29日に200ドル超の上昇をみせたが、自律反発の域を出ていない。新たな買い材料が提供されない場合、上値は重くなりそうだ。

目先におけるNYダウの下値目処は17300ドル近辺、上値目処は17550ドル近辺か。

《FA》

　提供：フィスコ