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【市況】29日の株式相場見通し=米株式続落と円高を嫌気して反落

 29日の東京株式市場は、前日の米株式市場の大幅反落や、外国為替市場での円高・ドル安進行を受けて反落のスタートとなりそうだ。また、あす30日が月末の経済統計発表の集中日となることに加え、4~12月期の決算発表が前半の山場を迎えることかから、これを前にして手控えムードが強まりそうだ。さらに、東証1部上場のスカイマーク<9204>の民事再生法申請も市場にマイナス影響を与える可能性がある
 28日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比195ドル安の1万7191ドルと大幅続落した。米連邦準備理事会(FRB)が、同日開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文で、「ゼロ金利政策を相当な期間続ける」との表現を削除したことを受けて、利上げに積極的との受け止めが広がり、警戒感から売りが優勢となった。ナスダック総合指数は、同45ポイント安の4637と続落した。
 29日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=117円50銭水準と、前日に比較して円高・ドル安が進行している。
 日程面では、12月の販売統計速報に注目。海外では、米12月の中古住宅販売仮契約、ニュージーランド中央銀行政策金利発表が焦点になる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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