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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):クルーズ、DOWA、FFRI、アマダ

■クルーズ <2138> 2,363円  +400 (+20.4%) ストップ高    本日終値
 15日、クルーズ <2138> [JQ]が世界中で多くのファンを擁するミニチュアボードゲームを題材にした「The Horus Heresy: Drop Assault」iOS版を日本を含む世界155ヵ国・地域でリリースしたと発表したことが好感された。同社がカナダのComplex Games社と共同開発した「The Horus Heresy: Drop Assault」は、30年近い歴史を持つミニチュアボードゲーム「Warhammer 40,000」をベースに、ファンを白熱させた「Horus Heresy(ホルスの大逆)」の時代にフォーカスを当てた初めてのネイティブゲーム。人気ゲームの世界観を活かしたスマホ向けタイトルとあって世界のファンの取り込みに期待する買いが向かった。

■DOWA <5714> 924円  +59 (+6.8%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 16日付の朝刊で「4-12月経常益は19%増の300億円の公算。今期は17%増の410億円(従来予想は380億円)に上振れる見通し」と一部報じられたことが買い材料視された。

■FFRI <3692> 5,720円  +240 (+4.4%)   本日終値
 15日、FFRI <3692> [東証M]が個人向けセキュリティソフト「FFRI プロアクティブ セキュリティ」を4月に発売すると発表したことが買い材料。同社が法人向けに販売している「FFR yarai」を個人向けにチューニングした「FFRI プロアクティブ セキュリティ」は、従来のパターンマッチング型アンチウイルスソフトでは防御することが難しい「未知の脅威」に対抗するために開発された、これまでにないタイプのセキュリティソフト。パターンファイルがない新種や改造されたウイルスでも、不正な振る舞いからマルウェアに特徴的な「悪意」を分析することで検知・防御を行えるとあって、個人のセキュリティ需要の取り込みに期待する買いが向かった。

■アマダ <6113> 1,032円  +17 (+1.7%)   本日終値
 アマダ <6113> が続伸。日経新聞が16日付で「金属加工機械大手アマダの2014年4~12月期は、連結営業利益が150億円前後と前年同期の2.9倍になったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「国内では設備投資意欲が持ち直す中小企業向けに販売が好調だったほか、北米は自動車メーカー向けが伸びた」という。2月10日発表予定の第3四半期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。

■ササクラ <6303> 715円  +65 (+10.0%) 一時ストップ高    本日終値
 15日、ササクラ <6303> [東証2]がサウジアラビア海水淡水化公団から海水淡水化装置の増設工事を受注したと発表したことが買い材料視された。同社の受注額は約80億円。16年3月期から約2年間にわたり売上計上する予定で、将来的な収益拡大を期待した買いが向かった。

■ラクーン <3031> 522円  +36 (+7.4%)   本日終値
 15日、ラクーン <3031> [東証M] が15年4月期の連結経常利益を従来予想レンジ中値2.7億円→3.3億円(前期は2.4億円)に20.0%上方修正。増益率が10.9%増→33.1%増に拡大し、6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。保証残高の拡大や保証債務履行の抑制で売掛債権保証事業の収益が想定より伸びる。コスト構造改革でEC事業の採算が改善することも上振れに貢献する。業績好調に伴い、期末一括配当を5.3円→6.8円(前期は4.25円)に増額修正した。

■ブロンコビリー <3091> 3,340円  +230 (+7.4%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 15日、ブロンコB <3091> が決算を発表。14年12月期の経常利益(非連結)は前の期比29.8%増の20億円に伸びて着地。続く15年12月期も前期比25.8%増の25.2億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は新規出店15店舗と既存店改装13店舗を計画し、22.6%の大幅増収を見込む。調理の機械化による原価低減なども利益を押し上げる。業績好調に伴い、今期の年間配当は7円増の36円に増配する方針とした。

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