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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):エーアイテイ、Dダイニング、サムティ、ファマライズ

■エーアイテイー <9381> 994円  +150 (+17.8%) ストップ高    本日終値  東証1部 上昇率トップ
 14日、エーアイテイ <9381> が15年2月期の年間配当を従来計画の20円→50円に大幅増額修正したことが買い材料。期末普通配当を10円→20円に増額するとともに、創立20周年の記念配当20円を実施する。株主配分の強化を好感する買いが向かった。

■ダイヤモンドダイニング <3073> 4,250円  +525 (+14.1%)   本日終値
 14日に発表した「1→3の株式分割を実施」が買い材料。
 14日、Dダイニング <3073> [東証2]が2月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
 14日に発表した「株主優待制度の一部変更と拡充を実施」が買い材料。
 株式分割の実施に伴い、株主優待の贈呈区分などを一部変更。100株以上、300株未満の株主に「DDマイル」4000マイル、もしくは食事券4000円分を贈呈する優待項目を新設。
 14日に発表した「12月既存店売上高は前年比2.1%増」が買い材料。
 12月度の既存店売上高は前年同月比2.1%増。6ヵ月連続のプラス。

■サムティ <3244> 862円  +98 (+12.8%)   本日終値
 14日、サムティ <3244> [JQ] が決算を発表。14年11月期の連結経常利益は前の期比10.2%増の23億円に伸び、従来の9.1%減益予想から一転して増益で着地。続く15年11月期は前期比51.9%増の35億円に拡大する見通しとなったことが買い材料。今期は主力の不動産事業が収益拡大を牽引する。保有物件の積み上げが続く不動産賃貸事業が伸びることも増益に貢献する。業績好調に伴い、今期の年間配当は4円増の26円に増配する方針を示した。前日終値ベースの予想PERが8.3倍→7.0倍に低下する一方、配当予想利回りが3.4%に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■ファマライズ <2796> 594円  +49 (+9.0%)   本日終値
 14日、東証がファマライズ <2796> [東証2]を21日付で市場1部に指定替え・市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。15年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比33.0%減の4.1億円に落ち込んだが、特に売り材料視はされなかった。

■ADプラズマ <6668> 1,630円  +130 (+8.7%)   本日終値
 14日、ADプラズマ <6668> [東証2] が決算を発表。15年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益が前年同期比4.1倍の1.9億円に急拡大して着地したことが買い材料。タッチパネル製造装置向け電源装置の販売好調が続き、収益を大きく押し上げた。円安による為替差益の発生も大幅増益に貢献した。上期計画の2.2億円に対する進捗率が90.0%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■ハブ <3030> 4,985円  +305 (+6.5%)   本日終値
 14日、ハブ <3030> [JQ]が2月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。15年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比11.5%減の4億8500万円に減ったが、特に売り材料視はされなかった。

■モリト <9837> 901円  +39 (+4.5%)   本日終値
 14日、モリト <9837> [東証2] が決算を発表。14年11月期の連結経常利益は前の期比1.8%増の17.2億円で着地。続く15年11月期も前期比21.5%増の21億円に伸び、24期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。前期に実施した米スコーヴィルなどの買収効果で19.9%の大幅増収を見込む。同時に、前期配当を18円→18.5円に増額し、今期は14円と株式分割を考慮すると実質12.0%増配する方針を示した。

■白鳩 <3192> 700円  -150 (-17.7%) ストップ安    本日終値
 14日に決算を発表。「9-11月期(1Q)経常は29%減益で着地」が嫌気された。
 白鳩 <3192> [JQ] が1月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比29.2%減の1700万円に減り、通期計画の2億5000万円に対する進捗率は6.8%にとどまり、さらに前年同期の19.4%も下回った。
  ⇒⇒白鳩の詳しい業績推移表を見る

■タマホーム <1419> 546円  -47 (-7.9%)   本日終値  東証1部 下落率5位
 14日、タマホーム <1419> が15年5月通期の連結経常利益を従来予想の43億円→18億円に58%下方修正したことが売り材料。消費増税前の駆け込み需要の反動減の長期化や、消費税率10%への再増税の延期が決定し、今期の下期に見込んでいた駆け込み需要がなくなったことも響く。業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→10円に減額修正したことも売りに拍車を掛けた。

■大黒天物産 <2791> 3,505円  +130 (+3.9%)   本日終値
 14日に決算を発表。「上期経常が16%増益で着地・9-11月期も14%増益」が好感された。
 大黒天 <2791> が1月14日大引け後(15:00)に決算を発表。15年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比15.5%増の24.3億円に伸びた。
  ⇒⇒大黒天物産の詳しい業績推移表を見る

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