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【市況】13日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、自律反発狙いの買いが優勢に


13日の中国本土マーケットは上昇。主要指標の上海総合指数は、前日比5.98ポイント高(+0.19%)の3235.30ポイントと小幅ながら4日ぶりに反発した。上海A株指数は6.23ポイント高(+0.18%)の3390.07ポイント。外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.44ポイント高(+0.50%)の290.32ポイント、深センB株指数が9.00ポイント高(+0.84%)の1074.67ポイントで引けた。

自律反発狙いの買いが優勢。需給悪化の懸念などは重しになるものの、指数は直近の下げが大きかったため(上海総合指数は3日続落で、累計4.29%下落)、値ごろ感が着目された。株価は一進一退の値動きだったが、引けにかけて買いが強まっている。

中小型株が物色された。なかでも、ITハイテク関連の銘柄が高い。システム開発の用友軟件(600588/SH)や、同業の中国軟件与技術服務(600536/SH)がそろって値幅制限いっぱいまで上昇した。このほか、医薬関連株、自動車株、消費関連株、不動産株、建材株などもしっかり。

半面、金融株はさえない。中国人寿保険(601628/SH)が2.1%安、中信証券(600030/SH)が4.1%安、中国民生銀行(600016/SH)が1.5%安で引けた。

《KO》

 提供:フィスコ

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