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【市況】9日の株式相場見通し=欧米株式の上昇を好感、買い戻しの流れ継続

 9日の東京株式市場は、前日の米株式市場で、NYダウ平均株価が前日比300ドルを超える大幅上昇となったことを好感、買い優勢のスタートとなり、買い戻しの流れが継続しそうだ。ただ、買い一巡後は、日本時間今夜の米 12月の雇用統計発表を目前にして手控えムードが強まる可能性もある。
 8日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比323ドル高の1万7907ドルと大幅続伸した。欧州中央銀行(ECB)の量的金融緩和期待から、主要な欧州株式指数が軒並み大幅上昇となったことを好感して上げ幅が拡大した。NY原油先物価格が下げ止まったことも買い支援材料となった。ナスダック総合指数は、同85ポイント高の4736と続伸した。9日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=119円80銭台での推移となっている。
 日程面では、14年度補正予算案の閣議決定、11月の景気動向指数(速報値)、オプション1月物のSQに注目。海外では、米12月の雇用統計が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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