市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は119円75銭、ECB理事発言でユーロ売りが後退


8日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は119円84銭から119円39銭まで下落し119円75銭で引けた。予想を上振れた米国の前週分新規失業保険申請件数を受けてドル買いが一段落した。

ユーロ・ドルは、1.1762ドルから1.1819ドルまで上昇し1.1785ドルで引けた。クーレ欧州中央銀行(ECB)理事の発言「量的緩和(QE)を要請するのは時期尚早」を受けてユーロ売りが後退。ユーロ・円は、140円72銭まで下落後、141円31銭まで反発した。ドラギECB総裁が議員宛ての書簡で「ECBの対応措置にソブリン債購入も含む可能性」を指摘したため一時ユーロ売りが強まった。ポンド・ドルは、1.5058ドルから1.5118ドルまで上昇した。ドル・スイスは、1.0211フランから1.0162フランへ下落した。


[経済指標]

米・前週分新規失業保険申請件数:29.4万件(予想:29万件、前回:29.8万件)
米・失業保険継続受給者数:245.2万人(予想:236万人、前回:235.1万人←235.3万人)

《KO》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均