【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ツルハHD、五洋建、マクドナルド、ディスコ
■ツルハホールディングス <3391> 7,010円 +120 (+1.7%) 本日終値
5日、ツルハHD <3391> が12月度(11月16日-12月15日)の月次営業速報を発表。既存店売上高が前年同月比1.3%増と、2ヵ月連続で前年同月を上回ったことが好感された。12月度は客数は0.7%減少したものの、客単価は1.9%増加となった。
■五洋建設 <1893> 424円 +2 (+0.5%) 本日終値
5日、五洋建 <1893> が香港鐡路有限公司から地下鉄シャーティン・セントラル線の海底トンネル建設工事を香港のChina State Construction Engineering社と共同で受注したと発表したことが買い材料視された。受注金額は約663億円で、同社の受注金額は約338億円とのこと。海底トンネルは九龍半島ホンハム地区と香港島コーズウェイベイ地区の間、香港の市街地の中心地に位置するビクトリア湾を縦断し、11函の沈埋函を接合させるトンネルとなる。2020年末の竣工を予定。同社では今後も香港を海外事業の主要マーケットの一つとし、積極的に営業展開していく考え。
■マクドナルド <2702> 2,575円 -37 (-1.4%) 本日終値
5日、マクドナルド <2702> [JQ]が三沢店(青森県三沢市)で販売した「チキンマックナゲット」に異物が混入していたこと発表したことが嫌気された。異物が混入していた製品と同じ工場(タイ)で同日に作られたチキンナゲットについて全国の店舗での販売を中止した。ただ、販売を中止するのは1工場の1日分の製造量だとしており、それ以外の日や他の工場で製造された在庫などが店舗にあるため、販売に支障はないとしている。昨年、中国・上海の食品加工会社で使用期限切れの肉をチキンマックナゲット向けに加工していたことが発覚し、加工をすべてタイに切り替えたばかり。信頼回復に遅れが生じるとの不安から売りが優勢となった。
■ディスコ <6146> 9,870円 -120 (-1.2%) 本日終値
5日、ディスコ <6146> が第3四半期の個別売上高(速報値)が229億円と第2四半期比で20.4%減となったと発表したことが売り材料。上期に活発だったスマートフォン関連やLED関連の設備投資が下期以降減少傾向にあることが響いた。なお、前年同期比では29.1%増を確保したものの、足元の売上減速を懸念する売りが勝ったもよう。
■インスペック <6656> 877円 +150 (+20.6%) ストップ高 本日終値
5日、インスペック <6656> [東証M]が月次受注高(速報)を発表。14年12月度の受注高は1億2700万円となり、600万円だった13年12月度と比べて約22倍に急増したことが買い材料視された。国内の顧客からテープ検査装置や既存装置の改造などを受注したことが寄与。香港で開催された「HKPCA Show 2014」で主力の基板AVIシリーズを出展し、今後のさらなる受注増への期待も高まった。
■くろがねや <9855> 405円 +26 (+6.9%) 一時ストップ高 本日終値
5日、くろがねや <9855> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.87%にあたる20万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6日から5月14日まで。
■薬王堂 <3385> 1,874円 +46 (+2.5%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
5日、薬王堂 <3385> が月次営業速報を発表。12月度の既存店売上高が前年比3.3%増と4ヵ月連続で前年を上回ったことが好感された。客数は0.7%増と微増にとどまったものの、客単価が2.6%増と好調だったことが寄与した。なお、全店売上高も11.5%増と8ヵ月連続でプラスとなった。
■メディビックグループ <2369> 263円 +6 (+2.3%) 本日終値
5日、メディビック <2369> [東証M]が子会社のアニマルステムセルが病院経営のコンサルティング業務を手掛けるメディカル社と遺伝子検査事業および再生医療事業、ビッグデータ解析事業に関して業務提携すると発表したことが買い材料。メディカル社が顧客の病院に対し、幹細胞による専門外来の事業開発を展開する際に、アニマル社がハード面(培養設備や装置の開発と提供)とソフト面(運営に関わるすべてのソフトウェアシステムを開発)による幹細胞技術の提供を行う。また、院内での検診サービスメニューの一つとして遺伝子検査も提供する計画。業務提携による幹細胞関連事業の収益拡大に期待する買いが向かった。
■黒崎播磨 <5352> 239円 -13 (-5.2%) 本日終値
5日、黒崎播磨 <5352> が15年3月期の連結最終利益を従来予想の21億円→14.2億円に32%下方修正し、一転して27.4%減益見通しとなったことが売り材料。同社が保有する上場株式のうち、ブラジルの大手耐火物メーカーのマグネジッタ社の株式時価が簿価の2分の1を下回ったため、同社株式の減損処理による有価証券評価損を計上することが響く。
株探ニュース
5日、ツルハHD <3391> が12月度(11月16日-12月15日)の月次営業速報を発表。既存店売上高が前年同月比1.3%増と、2ヵ月連続で前年同月を上回ったことが好感された。12月度は客数は0.7%減少したものの、客単価は1.9%増加となった。
■五洋建設 <1893> 424円 +2 (+0.5%) 本日終値
5日、五洋建 <1893> が香港鐡路有限公司から地下鉄シャーティン・セントラル線の海底トンネル建設工事を香港のChina State Construction Engineering社と共同で受注したと発表したことが買い材料視された。受注金額は約663億円で、同社の受注金額は約338億円とのこと。海底トンネルは九龍半島ホンハム地区と香港島コーズウェイベイ地区の間、香港の市街地の中心地に位置するビクトリア湾を縦断し、11函の沈埋函を接合させるトンネルとなる。2020年末の竣工を予定。同社では今後も香港を海外事業の主要マーケットの一つとし、積極的に営業展開していく考え。
■マクドナルド <2702> 2,575円 -37 (-1.4%) 本日終値
5日、マクドナルド <2702> [JQ]が三沢店(青森県三沢市)で販売した「チキンマックナゲット」に異物が混入していたこと発表したことが嫌気された。異物が混入していた製品と同じ工場(タイ)で同日に作られたチキンナゲットについて全国の店舗での販売を中止した。ただ、販売を中止するのは1工場の1日分の製造量だとしており、それ以外の日や他の工場で製造された在庫などが店舗にあるため、販売に支障はないとしている。昨年、中国・上海の食品加工会社で使用期限切れの肉をチキンマックナゲット向けに加工していたことが発覚し、加工をすべてタイに切り替えたばかり。信頼回復に遅れが生じるとの不安から売りが優勢となった。
■ディスコ <6146> 9,870円 -120 (-1.2%) 本日終値
5日、ディスコ <6146> が第3四半期の個別売上高(速報値)が229億円と第2四半期比で20.4%減となったと発表したことが売り材料。上期に活発だったスマートフォン関連やLED関連の設備投資が下期以降減少傾向にあることが響いた。なお、前年同期比では29.1%増を確保したものの、足元の売上減速を懸念する売りが勝ったもよう。
■インスペック <6656> 877円 +150 (+20.6%) ストップ高 本日終値
5日、インスペック <6656> [東証M]が月次受注高(速報)を発表。14年12月度の受注高は1億2700万円となり、600万円だった13年12月度と比べて約22倍に急増したことが買い材料視された。国内の顧客からテープ検査装置や既存装置の改造などを受注したことが寄与。香港で開催された「HKPCA Show 2014」で主力の基板AVIシリーズを出展し、今後のさらなる受注増への期待も高まった。
■くろがねや <9855> 405円 +26 (+6.9%) 一時ストップ高 本日終値
5日、くろがねや <9855> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の1.87%にあたる20万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6日から5月14日まで。
■薬王堂 <3385> 1,874円 +46 (+2.5%) 本日終値 東証1部 上昇率7位
5日、薬王堂 <3385> が月次営業速報を発表。12月度の既存店売上高が前年比3.3%増と4ヵ月連続で前年を上回ったことが好感された。客数は0.7%増と微増にとどまったものの、客単価が2.6%増と好調だったことが寄与した。なお、全店売上高も11.5%増と8ヵ月連続でプラスとなった。
■メディビックグループ <2369> 263円 +6 (+2.3%) 本日終値
5日、メディビック <2369> [東証M]が子会社のアニマルステムセルが病院経営のコンサルティング業務を手掛けるメディカル社と遺伝子検査事業および再生医療事業、ビッグデータ解析事業に関して業務提携すると発表したことが買い材料。メディカル社が顧客の病院に対し、幹細胞による専門外来の事業開発を展開する際に、アニマル社がハード面(培養設備や装置の開発と提供)とソフト面(運営に関わるすべてのソフトウェアシステムを開発)による幹細胞技術の提供を行う。また、院内での検診サービスメニューの一つとして遺伝子検査も提供する計画。業務提携による幹細胞関連事業の収益拡大に期待する買いが向かった。
■黒崎播磨 <5352> 239円 -13 (-5.2%) 本日終値
5日、黒崎播磨 <5352> が15年3月期の連結最終利益を従来予想の21億円→14.2億円に32%下方修正し、一転して27.4%減益見通しとなったことが売り材料。同社が保有する上場株式のうち、ブラジルの大手耐火物メーカーのマグネジッタ社の株式時価が簿価の2分の1を下回ったため、同社株式の減損処理による有価証券評価損を計上することが響く。
株探ニュース