【市況】米株式：「原油価格続落、ギリシャ情勢への警戒感から軟調推移か」

5日のニューヨーク株式市場は、原油価格が続落していること、ギリシャ情勢への警戒感が高まっていること、明日以降の重要な米国経済指標の発表を控えて利食い先行となることが予想される。


本日からは多くの市場関係者も復帰し、出来高も回復してくるとみられている。
ただし、足元で予想を下回る経済指標の発表が続いているほか、明日6日には12月のISM非製造業景気指数、7日にはADP全米雇用報告、FOMC議事録、そして9日には米国12月の雇用統計などが控えており、利益確定の流れが優勢になりやすそうである。

NYダウは25日線レベルでの攻防をみせており、これが支持線として意識されており、同線を割り込んでくるようだと、利食い売りが強まる可能性もありそうだ。

《MY》

　提供：フィスコ