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【材料】大光が買い気配、今期経常を2.6倍増益に2倍上方修正

 25日、大光 <3160> [東証2]が決算を発表。15年5月期上期(6-11月)の連結経常損益が1.9億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。

 提案型営業の強化で業務用食品などの卸売事業(外商事業)の営業赤字が縮小したうえ、新規店舗や既存店改装といった集客に向けた施策が奏功し、業務用食品などの小売事業(アミカ事業)の営業利益が19.1%増と伸びたことが寄与。国内外の販路拡大で水産品事業が黒字転換したことも貢献した。人件費や光熱費など販管費の抑制も利益を押し上げた。

 上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の3億円→6億円に2.0倍上方修正。増益率が27.1%増→2.6倍に拡大する見通しとなった。
(「株探」編集部)

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