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【市況】マザーズ指数は反落、ミクシィ急落も個別物色は旺盛/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、前場にミクシィ<2121>が急落した影響もあり軟調な展開となった。上げ幅を縮小する銘柄やマイナス転換する銘柄が多く見られた一方で、直近IPO銘柄の一角や個別材料のあった銘柄は大幅高となり、個人投資家の物色意欲の根強さもうかがえた。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1625億円。騰落数は、値上がり59銘柄、値下がり129銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、ミクシィのほか、OTS<4564>、サイバダイン<7779>、フィンテック<8789>、UNITED<2497>などが軟調。また、ファーマF<2929>は下げ幅を広げる展開となり、マザーズ下落率首位となった。直近IPO銘柄ではサイジニア<6031>が12%安、アドベンチャー<6030>が6%安ときつい下げ。一方、FFRI<3692>、クラウドワーク<3900>、CRI・MW<3698>などが堅調。ビーロット<3452>、U-NEXT<9418>、エナリス<6079>、UBIC<2158>はストップ高。また、MDV<3902>、BEENOS<3328>、レアジョブ<6096>の上昇が目立った。
 なお、本日マザーズ市場に新規上場した2社のうち、イーレックス<9517>は公開価格を約11%上回る初値を付けたのち、ストップ高まで急伸。一方、インターワーク<6032>は公開価格を約17%上回る初値を付けたが、その後利益確定売りに押される展開となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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