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【市況】19日の株式相場見通し=米株式の急伸受け買い優勢、日銀の金融政策決定会合に注目

 19日の東京株式は、飛び石連休を控えた週末ということもあり、利益確定の売りが想定されるものの、円高・ドル安傾向に一応の歯止めが掛かっていることや、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が400ドルを超える大幅上昇となったことを受け、日経平均株価は続伸で、上値を試す展開となりそうだ。
 18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比421ドル高の1万7778ドルと急伸した。NYダウ平均株価の上昇幅は、2011年11月30日以来約3年ぶりの大幅なものとなった。スダック総合指数は、同104ポイント高の4748と大幅続伸した。前日にFRB(米連邦準備制度理事会)が緩和的な政策を当面は継続する方針を示したことが改めて好感され、買いの勢いが加速した。また、ソフトウェア大手の米オラクルが好決算を発表したことを受けハイテク株が買われたことも買い支援材料となった。
 18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=119円前後と、前日に比べて円安・ドル高が進行している。
日程面では、東証1部にメタウォーター<9551>、東証マザーズにサイジニア<6031>がそれぞれ新規上場する。このほか、黒田東彦日銀総裁の会見、12月の月例経済報告、10月の景気動向指数改定値、10月の全産業活動指数、11月の全国百貨店売上高などが注目。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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