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【市況】あす(18日)の株式相場見通し=自律反発継続で買い優勢、新規上場のgumi注目

 あす(18日)の東京株式市場は、日本時間18日の未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容や、原油価格、ロシア通貨ルーブルの動向によって左右される。ただ、17日の日経平均株価は寄り付きこそ続落のスタートとなったものの、間もなく反発に転じ、後場は売り物を吸収して底堅い動きをみせた。日経平均株価終値は、前日比64円高の1万6819円と3日ぶりに反発した。
 市場関係者からは「15日、16日の2日間で日経平均株価が616円と大幅に下落。9日以降の調整では、約6.5%の大幅な下落で自律反発機運が強まっていた。また、後場に入って外国為替市場で円安・ドル高基調が持続したことも買いを支えたようだ。複数の海外要因が重なったことで反応が過剰になったが、時間経過とともに徐々に沈静化するのではないか」との見方が出ていた。
 日程面では、gumi<3903>が東証1部に、大冷<2883>が東証2部に、アドベンチャー<6030>が東証マザーズ市場にそれぞれ新規上場する。このほか、日銀金融政策決定会合(~19日)、10月の毎月勤労統計確報値に注目。海外では、中国11月の主要70都市の住宅地価動向、EU首脳会議(~19日)、ロシア・プーチン大統領の会見などが焦点に。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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