【市況】-3σ水準までの下げでいったんはボトム意識も/日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
16日のNY市場は下落。ロシア中銀の大幅利上げにも通貨ルーブルが急落し、世界経済への先行き不安が広がる状況に。ダウ平均は111.97ドル安の17068.87、ナスダックは57.32ポイント安の4547.83。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円安16560円、円相場は1ドル116円40銭辺りでの推移。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップ・ダウンでのスタートとなる。結果的に16500-16700円レベルでマドを空けてくると、上に巨大なアイランド・リバーサル形状を残すことになり、弱気トレンドが明確になる可能性がある。一方で、ボリンジャーバンドでは-2σを割り込み、-3σ水準まで下げてくる。10月半ばの下落局面においても3σを割り込むことはなく、いったんはボトム意識につながろう。また、13週線レベルまでの調整を経て、調整一巡感も意識されやすい。16450-16700円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 16700円-下限 16450円
《TM》
提供:フィスコ