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【市況】《今日のドル・円は“こうなる”》:ギリシャとFOMCへの警戒感=フィスコ山下政比呂


ドル・円は、本日のギリシャ議会での大統領選挙への警戒感、連邦公開市場委員会(FOMC)での「相当な期間」への思惑から、
弱含みに推移すると予想する。

ギリシャ議会で大統領選出が出来なかった場合、解散総選挙となり、反緊縮財政の急進左派連合(SYRIZA)が
躍進することで、ギリシャ金融危機再燃の懸念が高まることになる。

連邦公開市場委員会(FOMC)では、イエレンFRB議長の会見が行われることで、「相当な期間」の削除、変更の可能性が
高まっている。
クリスマス前のニューヨーク株式市場への悪影響から、リスク回避の円買いに拍車がかかる可能性に要警戒か。

テクニカル分析では、陰線新安値5手で、38.2%押しの115円57銭に到達しており、半値押しの113円53銭までの
下落に要警戒となる。

《MY》

 提供:フィスコ

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