【市況】東京株式(前引け)=リスクオフの流れ強まり大幅続落
16日前引けの日経平均株価は前日比324円安の1万6774円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は11億8032万株、売買代金概算は1兆1645億6000万円。値上がり銘柄数は128、対して値下がり銘柄数は1665、変わらずは58銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は前日の欧米株安を引き継ぎリスクオフの流れが強まった。これまで企業のコスト面で原油安は歓迎される動きにあったが、ここにきて原油市況の下落がロシアでは通貨ルーブルと株式市場の急落につながるなど、世界経済への波乱要因として意識され始めている。リスク回避ムードが強まる中で安全資産とされる円が買われ、足もと1ドル=117円台後半へと円高に振れていることも、主力株中心に買い手控え要因となっている。日銀のETF買いなどが期待されるなか、売り一巡後は押し目に買い向かう動きもみられたが売り物を吸収しきれず、日経平均株価は1万6700円台でもみ合う展開。
個別ではトヨタ<7203>、マツダ<7261>が売られ、ファナック<6954>も安い。ヘリオステクノ<6927>が急落、岩谷産<8088>、タダノ<6395>も大きく売られた。イオン<8267>も値を下げた。半面、スカイマーク<9204>が大幅高、神戸物産<3038>も急伸した。フジクラ<5803>、ワコム<6727>が買われ、ファンコミ<2461>も堅調。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
きょう前場の東京株式市場は前日の欧米株安を引き継ぎリスクオフの流れが強まった。これまで企業のコスト面で原油安は歓迎される動きにあったが、ここにきて原油市況の下落がロシアでは通貨ルーブルと株式市場の急落につながるなど、世界経済への波乱要因として意識され始めている。リスク回避ムードが強まる中で安全資産とされる円が買われ、足もと1ドル=117円台後半へと円高に振れていることも、主力株中心に買い手控え要因となっている。日銀のETF買いなどが期待されるなか、売り一巡後は押し目に買い向かう動きもみられたが売り物を吸収しきれず、日経平均株価は1万6700円台でもみ合う展開。
個別ではトヨタ<7203>、マツダ<7261>が売られ、ファナック<6954>も安い。ヘリオステクノ<6927>が急落、岩谷産<8088>、タダノ<6395>も大きく売られた。イオン<8267>も値を下げた。半面、スカイマーク<9204>が大幅高、神戸物産<3038>も急伸した。フジクラ<5803>、ワコム<6727>が買われ、ファンコミ<2461>も堅調。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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