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【市況】16日の株式相場見通し=欧米株式市場の下落受け続落

 16日の東京株式市場は、総選挙、日銀短観12月調査などのイベント通過による出で尽くし感から、売りが継続する展開となりそうだ。前日の欧米株式市場が、下げ止まらない原油価格を背景に軒並み安となったことを受け、東京株式市場も売り先行となりそうだ。
 15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比99ドル安の1万7180ドルと続落した。スダック総合指数は、同48ポイント安の4605と続落した。
 原油価格が、一時1バレル=55ドル台前半まで低下するなど、下落に歯止めが掛からないことが嫌気されて売りが優勢となった。16~17日開催の米連連邦公開市場委員会(FOMC)を目前に控えて見送り機運が強まった。
16日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=117円70銭台と前日に比べて円高・ドル安が進行している。
 日程面では、SFPダイニング<3198>が東証2部に、マークラインズ<3901>がジャスダックに、メディカル・データ・ビジョン<3902>、アトラ<6029>、U-NEXT<9418>の3社がマザーズにそれぞれ新規上場する。海外では、FOMC(17日まで開催)、中国12月のHSBC製造業購買担当者景気指数速報値、米11月の住宅着工・完工件数が焦点になる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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