米株
【注目】話題株ピックアップ【夕刊】（1）：クスリアオキ、東邦ＨＤ、岩谷産、大幸薬品
■クスリのアオキ <3398> 5,850円 +420 (+7.7％) 本日終値 東証１部 上昇率5位
9日、クスリアオキ <3398> が15年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の56億円→70億円に25.0％上方修正。従来の8.0％減益予想から一転して15.0％増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。調剤部門で後発医薬品の促進による技術料収入の増加で、採算が改善することが寄与。人件費や光熱費など販管費が想定を下回ったことも利益を押し上げる。
■東邦ホールディングス <8129> 1,673円 +64 (+4.0％) 本日終値
9日、東邦ＨＤ <8129> が発行済み株式数(自社株を除く)の11.94％にあたる900万株(金額で120億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10日から15年9月18日まで。このうち745万8000株を10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得(買い付け価格は9日終値の1609円)する。同時にユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し150億円を調達すると発表したが、特に売り材料視されなかった。
■岩谷産業 <8088> 867円 +31 (+3.7％) 本日終値
岩谷産 <8088> が大幅反発。日経新聞が10日付で「政府は次世代エコカーの本命とされる燃料電池車の燃料を供給する水素ステーションの規制緩和に乗り出す」と報じたことで水素ステーションを手掛ける同社に連想買いが向かった。報道によると「建築基準や保安規制の緩和で設置コストを半減する。エネルギー各社などの設置計画を後押しし、2015年度中に全国100ヵ所の整備を目指す」としており、水素ステーション建設拡大による業績への寄与を期待した買いが向かった。
■大幸薬品 <4574> 2,236円 +74 (+3.4％) 本日終値
大幸薬品 <4574> が大幅反発。日経新聞が10日付で「大幸薬品は、空気中のインフルエンザなどのウイルスを除菌できる新技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「同社が展開する除菌消臭剤『クレベリン』の主成分である二酸化塩素ガスを発生・制御できる小型装置で、空気清浄機や扇風機などに搭載できる」という。来年にも家電メーカーと組んで実用化するとしており、収益への寄与を期待した買いが向かった。
■スカイマーク <9204> 271円 +40 (+17.3％) 本日終値 東証１部 上昇率2位
スカイマーク <9204> が続急伸。日本経済新聞が9日付で「日本航空と提携交渉を進めている国内航空3位のスカイマークは全日本空輸にも提携を通じた支援を要請する方針を固めた」と報じたことが買い材料視された。報道によると、同社が検討を進める羽田発着便の共同運航について、国土交通省は日航単独での支援には難色を示している。このため、ＡＮＡＨＤ <9202> 傘下の全日空を交えた共同運航を目指し、近く提携を要請する方針と伝えている。報道を受けて、大手2社の共同支援による経営再建の進展に期待する買いが向かった。
■ＳＨＩＦＴ <3697> 5,800円 +770 (+15.3％) 本日終値
9日に発表した「リアルワールドと業務提携」が買い材料。
リアルワールドとソフトウェアテスト領域において業務提携。クラウドソーシングによるゲームチューニングテストの提供を開始。
■東日本ハウス <1873> 526円 +28 (+5.6％) 本日終値 東証１部 上昇率9位
9日、東ハウス <1873> が決算を発表。14年10月期の連結経常利益は前の期比25.6％減の37.4億円に落ち込んだものの、続く15年10月期は前期比46.5％増の54.8億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料。今期は原価低減や合理化による販管費の削減などが奏功し、採算が急改善する。同時に、前期配当を17円→20円(前の期は18円)に増額し、今期も20円を継続する方針とした。
■モルフォ <3653> 6,820円 +300 (+4.6％) 本日終値
9日、東証が10日売買分からモルフォ <3653> [東証Ｍ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
株探ニュース
9日、クスリアオキ <3398> が15年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の56億円→70億円に25.0％上方修正。従来の8.0％減益予想から一転して15.0％増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。調剤部門で後発医薬品の促進による技術料収入の増加で、採算が改善することが寄与。人件費や光熱費など販管費が想定を下回ったことも利益を押し上げる。
■東邦ホールディングス <8129> 1,673円 +64 (+4.0％) 本日終値
9日、東邦ＨＤ <8129> が発行済み株式数(自社株を除く)の11.94％にあたる900万株(金額で120億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10日から15年9月18日まで。このうち745万8000株を10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得(買い付け価格は9日終値の1609円)する。同時にユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し150億円を調達すると発表したが、特に売り材料視されなかった。
■岩谷産業 <8088> 867円 +31 (+3.7％) 本日終値
岩谷産 <8088> が大幅反発。日経新聞が10日付で「政府は次世代エコカーの本命とされる燃料電池車の燃料を供給する水素ステーションの規制緩和に乗り出す」と報じたことで水素ステーションを手掛ける同社に連想買いが向かった。報道によると「建築基準や保安規制の緩和で設置コストを半減する。エネルギー各社などの設置計画を後押しし、2015年度中に全国100ヵ所の整備を目指す」としており、水素ステーション建設拡大による業績への寄与を期待した買いが向かった。
■大幸薬品 <4574> 2,236円 +74 (+3.4％) 本日終値
大幸薬品 <4574> が大幅反発。日経新聞が10日付で「大幸薬品は、空気中のインフルエンザなどのウイルスを除菌できる新技術を開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「同社が展開する除菌消臭剤『クレベリン』の主成分である二酸化塩素ガスを発生・制御できる小型装置で、空気清浄機や扇風機などに搭載できる」という。来年にも家電メーカーと組んで実用化するとしており、収益への寄与を期待した買いが向かった。
■スカイマーク <9204> 271円 +40 (+17.3％) 本日終値 東証１部 上昇率2位
スカイマーク <9204> が続急伸。日本経済新聞が9日付で「日本航空と提携交渉を進めている国内航空3位のスカイマークは全日本空輸にも提携を通じた支援を要請する方針を固めた」と報じたことが買い材料視された。報道によると、同社が検討を進める羽田発着便の共同運航について、国土交通省は日航単独での支援には難色を示している。このため、ＡＮＡＨＤ <9202> 傘下の全日空を交えた共同運航を目指し、近く提携を要請する方針と伝えている。報道を受けて、大手2社の共同支援による経営再建の進展に期待する買いが向かった。
■ＳＨＩＦＴ <3697> 5,800円 +770 (+15.3％) 本日終値
9日に発表した「リアルワールドと業務提携」が買い材料。
リアルワールドとソフトウェアテスト領域において業務提携。クラウドソーシングによるゲームチューニングテストの提供を開始。
■東日本ハウス <1873> 526円 +28 (+5.6％) 本日終値 東証１部 上昇率9位
9日、東ハウス <1873> が決算を発表。14年10月期の連結経常利益は前の期比25.6％減の37.4億円に落ち込んだものの、続く15年10月期は前期比46.5％増の54.8億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料。今期は原価低減や合理化による販管費の削減などが奏功し、採算が急改善する。同時に、前期配当を17円→20円(前の期は18円)に増額し、今期も20円を継続する方針とした。
■モルフォ <3653> 6,820円 +300 (+4.6％) 本日終値
9日、東証が10日売買分からモルフォ <3653> [東証Ｍ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
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