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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ビジ太田昭、サンテック、SPK、金下建

■ビジ太田昭 <9658> 955円  +98 (+11.4%) 一時ストップ高    本日終値
 26日、ビジ太田昭 <9658> [東証2] が東証2部への市場変更を記念して15年3月期末に記念配当2円を実施すると発表したことが買い材料。年間配当は22円(前期は19円)となる。同時に、発行済み株式数の11.56%にあたる104万6000株の自社株を12月1日付で消却すると発表したこともプラス材料。株主還元の強化や需給改善を好感する買いが向かった。

■サンテック <1960> 495円  +26 (+5.5%) 一時ストップ高    本日終値
 26日、サンテック <1960> [東証2] が15年3月期の期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は15円)に大幅増額修正したことが買い材料。建築案件や太陽光発電施設関連の需要が想定を上回ることや、財務状況などを勘案し、特別配当5円を加え15円とする。

■SPK <7466> 2,054円  +96 (+4.9%)   本日終値
 SPK <7466> が大幅続伸。日経新聞が27日付で「自動車部品商社のSPKの轟富和社長は日本経済新聞の取材に応じて、『少なくとも2020年3月期までは毎年2円の増配継続を目指す』と話した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「実現すれば20年3月期の年間配当は69円(14年3月期実績は57円)で、22年連続の増配となる」という。同社では増配を継続する理由として、長期保有の個人投資家に報いるためとしており、積極的な株主還元姿勢を好感する買いが向かった。

■金下建設 <1897> 405円  +15 (+3.9%)   本日終値
 26日、金下建 <1897> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の9.61%にあたる150万株(金額で5億8500万円)を上限に自社株を、27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNet-3」において26日終値390円で買い付けると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■モルフォ <3653> 7,100円  -650 (-8.4%)   本日終値
 26日、東証と日証金がモルフォ <3653> [東証M]について27日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■東京製綱 <5981> 190円  +5 (+2.7%)   本日終値
 27日付の朝刊で「炭素ケーブルの生産能力を6割増へ」と一部報じられたことが買い材料視された。

■タカタ <7312> 1,292円  -65 (-4.8%)   本日終値  東証1部 下落率9位
 27日付の朝刊で「リコール対象外も不具合、廃車解体破裂」と一部報じられたことが売り材料視された。

■ゲンキー <2772> 7,080円  +520 (+7.9%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 26日に発表した「11月度の月次売上高は前年比9.1%増」が買い材料。

■アクロディア <3823> 384円  +22 (+6.1%)   本日終値
 26日に発表した「知育アプリの配信をiOS端末などに拡大」が買い材料。
 幼児・子供向け知育アプリ「デジタルコペル」をApp Store、Amazonアプリストアでも配信開始。

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