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【経済】(中国)カルフールがコンビニに参入、激戦市場での勝算は?


フランスの小売大手、カルフールが中国でコンビニエンスストア事業に参入する。電子商取引などの発展などで、大型店舗の成長力が低下していることなどに対応するためと見られる。しかし同業界は競争が激しく、今後期待するだけの収益が上げられるかどうかは未知数??との見方もある。毎日経済新聞が25日付で伝えた。

新たに展開するコンビニの名称は「easyカルフール」。上海市内に第1号店を開設するため従業員の募集を始めているという。店の面積は300平方メートルと普通のコンビニ店の約3倍。品揃えはスナック菓子、飲料、日用品、アルコールなどといったよく見られるものだ。

ある産業統計によると、中国の販売業態別の売上高成長率は、百貨店が9.6%、大型スーパーが8.7%に対し、コンビニは18.2%。このコンビニの成長力にカルフールが目をつけたとみられる。

しかし、中国のコンビニ市場はセブンイレブンやファミリーマートの外資に加え、華潤万家などの中国国内小売大手もすでに参入している激戦市場。しかも日本ブランドの人気が高い。大型の販売店より家賃などの経費は少なくてすむが、どのように市場競争に打ち勝つかが注目される。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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