【市況】+1σがやや抵抗として意識されやすいか/日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
26日のNY市場は上昇。に感謝祭の祝日を控えているほか、石油輸出国機構(OPEC)会合で減産を決定するかを見極めたいとの思惑もあり、終日閑散取引となった。10月個人支出が予想を下振れしたことが上値を抑える要因となったものの、年末商戦への期待感や一部企業決算が好感され、引けにかけて緩やかに上昇する展開。ダウ平均は12.81ドル高の17827.75、ナスダックは29.07ポイント高の4787.32。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円安の17405円。
基本的にはこう着感の強い相場展開が続きそうである。緩やかなリバウンド基調は継続しているが、幻のSQを残していることもあり、上値追いは慎重。米国が感謝祭の祝日に入ることもあり、海外勢のフローは減少。短期筋の仕掛け的な商いも限られそうである。
ボリンジャーバンドでは+1σを下回ってきている。MACDはシグナルとの乖離が拡大してきている。中期トレンドが強気であるが、短期的にはやや調整含みの展開か。+1σがやや抵抗として意識されやすいとの見方から、17300-17450円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 17450円-下限 17300円
《TM》
提供:フィスコ