市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):川本産業、モジュレ、ティア、イトーキ

■川本産業 <3604> 366円  +6 (+1.7%)   本日終値
 25日、川本産業 <3604> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.27%にあたる19万6000株(金額で7840万円)を上限に自社株取得枠を設定すると発表したことが買い材料。買付期間は26日から28日。同時に、26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で19万6000株を上限に自社株買い(買い付け価格は25日終値の360円)を実施することを明らかにした。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■モジュレ <3043> 975円  +11 (+1.1%) 一時ストップ高    本日終値
 25日、モジュレ <3043> [JQG]が発行済み株式数(自社株を除く)の7.57%にあたる10万3700株(金額で9996万円)を上限に、26日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は25日終値の964円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■ティア <2485> 655円  -36 (-5.2%)   本日終値  東証1部 下落率8位
 25日、ティア <2485> が168万7700株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限31万2300株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主による39万4800株の売り出しを行うと発表したことが売り材料視された。新株発行が最大で発行済み株式数の約11%に上るとあって、株式価値の希薄化や株式需給悪化が嫌気された。発行価格は12月3日から9日までのいずれかの日に決定。調達資金約12億6820万円については、葬儀会館の新設など設備投資資金に充てる。

■イトーキ <7972> 549円  -20 (-3.5%)   本日終値
 25日、イトーキ <7972> が14年12月期の連結経常利益を従来予想の46.5億円→23.5億円に49.5%下方修正し、一転して46.9%減益見通しとなったことが売り材料。民間企業のオフィスへの設備投資抑制により減収となったことに加え、競争の激化やコストの上昇が響く。

■菊水化学工業 <7953> 661円  +9 (+1.4%)   本日終値
 25日に発表した「東証2部に上場承認」が買い材料。
 25日、東証が菊水化 <7953> [名証2]を12月16日付で市場2部への上場を承認すると発表した。同社株は従来の名証2部市場に加え、東証2部市場でも売買が可能になる。知名度の高まりや株式流動性の向上を期待した買いが向かった。

■日本調剤 <3341> 3,755円  +135 (+3.7%)   本日終値
 26日付の朝刊で「工場取得し後発薬の生産能力を倍増」と一部報じられたことが買い材料視された。

■エイベGHD <7860> 1,662円  +55 (+3.4%)   本日終値
 25日に発表した「アニメ作品供給の新会社設立」が買い材料。
 子会社のエイベックス・ピクチャーズと講談社、集英社、小学館の共同出資で、映像配信サービス向けのアニメ作品を供給する新会社設立。

■ダイドードリンコ <2590> 4,780円  +150 (+3.2%)   本日終値
 25日に決算を発表。「2-10月期(3Q累計)経常は微減益・通期計画を超過」が好感された。
 DyDo <2590> が11月25日大引け後(15:00)に決算を発表。15年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比0.3%減の51.2億円となり、通期計画の50億円に対する進捗率が102.6%とすでに上回り、さらに5年平均の88.5%も超えた。
  ⇒⇒ダイドードリンコの詳しい業績推移表を見る

■東和薬品 <4553> 5,460円  +140 (+2.6%)   本日終値
 26日付の朝刊で「18年度メドに後発薬の生産能力7割増強」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ノリタケ <5331> 266円  +6 (+2.3%)   本日終値
 26日付の朝刊で「最高級陶磁器製品全9種類を発表」と一部報じられたことが買い材料視された。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均