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【材料】エバラ食品工業が続急騰、東証1部に指定替え、記念配当5円を実施

 25日、東証がエバラ食品 <2819> [東証2]を12月17日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。

 TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

 東証1部指定を受けて、5円の記念配当を実施すると発表したことも買いを誘った。記念配当を上積みした今期の期末一括配当は32円(前期は記念配当5円を含む32円)となる。加えて、12月16日付での87万株(発行済み株式数の7.02%)の自社株消却の実施を明らかにしたことも支援材料。

 なお、自己株式処分による110万株の売り出しとオーバーアロットメントに伴う上限16万5000株の売り出しを発表したが、特に売り材料視はされなかった。
(「株探」編集部)

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