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【通貨】【NY午前外為概況】ドル・円では米国債利回り低下によるドル売り優勢


21日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、117円99銭から117円39銭まで下
落した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の量的緩和示唆や、中国人民銀行の利下げを
受けて、株高による円売りにも118円近辺で上げ渋り、米国債利回りの低下によるド
ル売りが勝る展開になった。


ユーロ・ドルは、1.2434ドルから1.2390ドルまで下落。ドラギECB総裁の「これま
での措置の結果次第で、必要に応じて資産買い入れ内容を再調整へ」との発言を受け
たユーロ売りが続いた。ユーロ・円も146円57銭から145円71銭まで下落した。


ポンド・ドルは、1.5693ドルから1.5643ドルまで下落。ドル・スイスフランは、
0.9664フランから0.9701フランまで上昇した。

【経済指標】
・カナダ・10月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.1%、9月:+2.0%)
・米・11月カンザスシティ連銀製造業活動指数:7(予想:6、10月:4)

【要人発言】
・欧州中央銀行(ECB)
「資産担保証券(ABS)の買い入れを21日から始めた」

《KK》

 提供:フィスコ

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