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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):マーベラス、やまびこ、UNITED、川重

■マーベラス <7844> 1,376円  +264 (+23.7%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 21日、マーベラス <7844> がディズニーのキャラクターたちが多数登場するスマートフォンゲーム「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」を12月から配信すると発表したことが買い材料。「ディズニー マジックキャッスル ドリーム・アイランド」は13年に家庭用ゲーム機向けソフトが発売され大ヒットを記録。ユーザーとディズニーのキャラクターたちが交流できる夢と魔法の世界で作物や動物の世話をして、のんびり牧場ライフを過ごしながら「毎日ちょこっとリゾート気分」が味わえるゲーム。大ヒットタイトルの初のスマートフォン向け投入とあって、ユーザー獲得によるアイテム課金収入の拡大に期待する買いが殺到した。

■やまびこ <6250> 4,865円  +300 (+6.6%)   本日終値
 20日に発表した「ロボット芝刈機開発会社を子会社化」が買い材料。
 業務用ロボット芝刈機に関する革新的な技術を持つベルギーのBelrobotics社の全株式を取得し子会社化へ。

■ユナイテッド <2497> 1,466円  +76 (+5.5%)   本日終値
 20日に発表した「有価証券売却益を計上の見込み」が買い材料。
 東証マザーズに上場するデータセクションの株式売り出しに売り出し人の1社として参加。保有する全株式80万株を売却し、有価証券売却益を計上する見込み。

■川崎重工業 <7012> 498円  +11 (+2.3%)   本日終値
 SMBC日興証券が20日付で川重 <7012> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を400円→600円に増額したことが買い材料視された。リポートによると、モーターサイクル事業の状況は依然不透明感は残るものの、為替メリットが大きい同社の業績が大きく改善することに加え、16年3月期には車両事業の受注残消化による増益も見込まれる。また、航空・宇宙事業の生産性改善も進んでいることも評価できるとしている。同証券では、15年3月期の連結営業利益を691億円→840億円(会社予想は770億円)、16年3月期は808億円→1008億円、17年3月期は914億円→1086億円にそれぞれ増額修正した。

■アリアケジャパン <2815> 2,816円  +45 (+1.6%)   本日終値
 アリアケ <2815> が上げ幅を拡大し4日続伸。2日連続で年初来高値を更新し、2006年6月以来8年5ヵ月ぶりに2800円台を回復してきた。業績好調な内需株として見直し買いが続いているようだ。畜産系の天然調味料首位であり、魚介系天然調味料トップの焼津水化 <2812> とともに日本の味をリードしている。10年3月期から5期連続経常2ケタ増益にあり、今15年3月期は6.2%増の77.24億円見通しと従来通り慎重な期初予想が据え置かれている。ただ、コンビニエンスストアなど中食向け販売の増加や中国・台湾向けの伸びに加え、オランダの食品加工会社の買収効果もあり売上高は2ケタ増見通し。牛肉など原材料高そして円安は重荷となるものの、コスト削減や値上によりこれを吸収、2ケタ増益は?も計画線での増益着地、3期連続過去最高更新予想にある。

■セガサミー <6460> 1,675円  +22 (+1.3%)   本日終値
 セガサミー <6460> が続伸。日経新聞が21日付で「セガサミーホールディングス(HD)は20日、韓国・仁川市でカジノを中核とする複合リゾート施設(IR)の建設に着手した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「2017年5月の開業をめざす」という。開業3年目の19年に売上高で約600億円、営業利益で100億円強を見込むとしており、将来的な業績への寄与に期待した買いが向かった。

■日本航空 <9201> 3,320円  +35 (+1.1%)   本日終値
 SMBC日興証券が20日付でJAL <9201> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を3200円→3900円に増額したことが買い材料視された。リポートによると、燃料油価格が下期の会社前提を大幅に下回って推移していることなどを反映。16年3月期は円安によるコスト増要因が見込まれるが、人件費、共通経費などの抑制、整備費ピークアウトなどにより利益下げ止まりを見込むとしている。同証券では、15年3月期の連結営業利益を1560億円→1630億円(会社予想は1580億円)、16年3月期は1600億円→1630億円、17年3月期は1740億円→1770億円にそれぞれ増額修正した。

■ソフィア <6942> 286円  +80 (+38.8%) ストップ高    本日終値
 20日、ソフィア <6942> [JQ]が医療情報管理ソフトの開発・販売・保守などを手掛けるナノメディカルを子会社化すると発表したことが買い材料。ナノメディカルは薬剤管理指導業務総合支援システムを中心に透析管理システム、電子カルテと医療事務システムを一体化したソフトなどを展開。同社は子会社化により資金面や製品販売の支援を通じてナノメディカルの業績向上を図るほか、医療分野におけるシステム開発など新市場を開拓する。相乗効果による企業体質の強化やグループ事業の活性化に期待する買いが殺到した。

■FFRI <3692> 12,220円  +810 (+7.1%)   本日終値
 20日、FFRI <3692> [東証M]がAndroid向けセキュリティ診断アプリ「FFRI安心アプリチェッカー」を12月から販売を開始すると発表。併せて、ティーガイア <3738> と業務提携し、ティーガイアが同アプリを総販売店として取り扱うことを明らかにしたことが好感された。ティーガイアは国内最大級の携帯電話販売チャネルを活用し、ユーザーの新規端末購入や機種変更時に同アプリの購入を促す。ティーガイアとの連携によるアプリ販売の拡大に期待する買いが向かった。

■萩原電気 <7467> 1,675円  +97 (+6.2%)   本日終値
 20日、東証が萩原電気 <7467> [東証2]を27日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。なお、27日付で名証市場第1部銘柄にも指定される。

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