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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):クロスマーケ、ホットリンク、ソフトウェア、三谷産業

■クロスマーケ <3675> 442円  +11 (+2.6%)   本日終値
 クロスマーケ <3675> [東証M]が大幅高。日経新聞が20日付で「クロス・マーケティンググループは2017年12月期に連結営業利益に占める海外比率を今期予想の1割以下から、3割程度に引き上げる計画だ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「英米印など8ヵ国に拠点を持つケダンス社(シンガポール)を18日に買収した。ケダンスが顧客として抱える欧米系企業の需要を取り込み、利益成長を加速する」という。円安が進むなか、海外比率アップによる収益拡大を期待した買いが向かった。

■ホットリンク <3680> 1,450円  -179 (-11.0%)   本日終値
 19日、東証と日証金がホットリンク <3680> [東証M]について20日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ソフトウェア・サービス <3733> 4,415円  -90 (-2.0%)   本日終値
 19日、ソフトウェア <3733> [JQ]が10月度の売上高が前年同月比40.2%減と2ヵ月連続で前年を下回ったと発表。9月の6.7%減からさらに落ち込みが大きくなったことが嫌気された。受注残高も27.2%減と4ヵ月連続のマイナスだった。

■三谷産業 <8285> 307円  +8 (+2.7%)   本日終値
 19日に発表した「タマ化学工業を持分法適用関連会社化」が買い材料。
 医療薬中間体などを手掛けるタマ化学工業の株式を追加取得し持分法適用関連会社にする。

■商船三井 <9104> 349円  +5 (+1.5%)   本日終値
 20日付の朝刊で「15億円の税還付、利益押し上げ要因に」と一部報じられたことが買い材料視された。

■未来工業 <7931> 1,780円  +12 (+0.7%)   本日終値
 19日に発表した「新基幹システム構築を計画」が買い材料。
 基幹システムの老朽化に伴い、16年度稼働をメドに新基幹システムを導入。導入金額は6億円を予定。

■UBIC <2158> 800円  +5 (+0.6%)   本日終値
 20日付の朝刊で「第三者割当による新株発行を中止」と一部報じられたことが材料視された。

■川崎重工業 <7012> 487円  +3 (+0.6%)   本日終値
 20日付の朝刊で「水素液化設備を開発、大量輸送を容易に」と一部報じられたことが買い材料視された。

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