【市況】+1σに沿った下値切り上げ/日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
19日のNY市場は下落。連邦公開市場委員会(FOMC)議事録ではインフレ期待の低下(デフレ)への懸念が示され、市場はややマイナス材料と受け止めた。しかし引けにかけては小売大手の決算が好感される形で下げ幅を縮小した。ダウ平均は2.09ドル安の17685.73、ナスダックは26.73ポイント安の4675.71。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の17440円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まりそうだ。ただし、買い一巡後はこう着感が強まりそうである。ただ、ボリンジャーバンドでは上昇する+1σに沿った下値切り上げをみせており、+2σとのレンジ相場は継続。MACDは陰転してくる可能性があるが、シカゴ先物にサヤ寄せするようだと、パラボリックは陽転してくる。
幻のSQ(17549.60円)がネックラインとして意識されており、これをクリアしてくるまでは上値の重さが意識されそうだが、下値の堅さから次第に煮詰まり感も出てきそうである。17300-17450円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 17450円-下限 1730円
《TM》
提供:フィスコ