【市況】17000円処の底固めからのリバウンド/日経225・本日の想定レンジ
[本日の想定レンジ]
17日のNY市場はまちまち。日本の7-9月期GDPが予想外のマイナス成長となったことが嫌気されたが、大型M&Aの発表が相次いだことが好感された。ダウ平均は13.01ドル高の17647.75、ナスダックは17.54ポイント安の4671.00。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の17195円。
昨日の大幅な下げに対する自律反発が意識されそうだ。安倍首相は、消費再増税の先送りと、衆院を解散する考えを表明することになるが、合わせて7-9月期GDPがマイナス成長となったことから、景気刺激策への期待が高まりそうだ。
日経平均は昨日の大陰線でパラボリックや新値足が陰転した。ただ、ボリンジャーバンドでは+1σまでの調整が一気に進んだことから、いったんはリバウンドを意識させてくる。マイナス成長を受けて戻り待ちの売り圧力がしばらくは警戒されそうだが、ファンド等のロングの外しも一巡、17000円処の底固めからのリバウンドに期待。17000-17250円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 17250円-下限 17000円
《TM》
提供:フィスコ