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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ASB機械、DNC、ニチイ学館、洋ゴム

■ASB機械 <6284> 2,696円  +336 (+14.2%)   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 12日に決算を発表。「今期経常は3%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。
 ASB機械 <6284> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。14年9月期の連結経常利益は前の期比20.4%増の48.6億円になり、15年9月期も前期比2.7%増の50億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、4期連続増益になる。
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■ダイキョーニシカワ <4246> 3,205円  +308 (+10.6%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 12日、DNC <4246> が決算を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の83億円→91億円に9.6%上方修正。増益率が5.1%増→15.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。マツダ <7261> など主要取引先からバンパーなどの受注が伸びるうえ、新製品の量産効果も加わり、売上が計画を上回ることが寄与する。コスト低減も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが10.5倍→9.5倍に低下し割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■ニチイ学館 <9792> 902円  +75 (+9.1%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 12日、ニチイ学館 <9792> が発行済み株式数(自社株を除く)の12.16%にあたる850万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は14年11月13日から15年5月31日まで。

■東洋ゴム工業 <5105> 1,994円  +143 (+7.7%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 12日、洋ゴム <5105> が決算を発表。14年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比35.2%増の327億円に拡大し、通期計画の415億円に対する進捗率は79%に達したことが買い材料。北米市場で多目的スポーツ車(SUV)用タイヤの販売が伸びたほか、欧州市場では冬タイヤの受注が好調に推移したことや、ロシアにおける新規顧客開拓を強化したことなどが寄与した。

■ラオックス <8202> 223円  +13 (+6.2%)   本日終値
 12日に決算を発表。「今期経常を88%上方修正」が好感された。
 ラオックス <8202> [東証2] が11月12日大引け後(16:00)に決算を発表。14年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は9.6億円の黒字(前年同期は21億円の赤字)に浮上して着地した。
  ⇒⇒ラオックスの詳しい業績推移表を見る

■関西アーバン銀行 <8545> 1,299円  +68 (+5.5%)   本日終値
 12日に決算を発表。「今期経常を19%上方修正」が好感された。
 関西アーバン <8545> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比35.2%増の93.5億円に拡大した。
  ⇒⇒関西アーバン銀行の詳しい業績推移表を見る

■富士電機 <6504> 500円  +15 (+3.1%)   本日終値
 SMBC日興証券が12日付で富士電機 <6504> の投資判断を「2(中立)→1(強気)」に引き上げ、目標株価を570円→600円に増額したことが買い材料視された。リポートによると、現行株価と比較し目標株価には24%程度の上値余地があり、太陽光発電関連のFIT一部停止のリスクなどを考慮しても、火力発電やパワエレ機器、電子デバイスを軸に順調な業容拡大が見込まれ、産エレセクターにおいて、東芝 <6502> や日立 <6501> など大手に準じた優位性があると指摘している。

■関西電力 <9503> 1,192.5円  +24 (+2.1%)   本日終値
 関西電 <9503> が3日続伸、日経新聞が13日付で「関西電力は運転開始から39年以上たつ高浜原子力発電所1、2号機(福井県)の運転を20年程度延ばす方針を固めた」と報じたことが買い材料視された。報道によると「年末に特別点検を行い、来春にも原子力規制委員会に運転延長を申請する」という。原発稼働による電力需給安定のほか、収益改善を期待した買いが向かった。

■コロプラ <3668> 3,160円  -440 (-12.2%)   本日終値  東証1部 下落率2位
 12日、コロプラ <3668> が決算を発表。14年9月期の経常利益(非連結)は前の期比4.1倍の235億円に急拡大し、従来予想の226億円を上回って着地。続く15年9月期も前期比27.4%増の300億円に伸びを、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったが、市場予想(360-370億円)を下回ったことで失望売りが殺到した。今期はテレビCM効果でスマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」が大きく伸び、「魔法使いと黒猫のウィズ」など既存タイトルも好調継続を見込むが、市場が期待する伸びに届かず、高成長株としての位置づけが揺らいだもよう。

■日本工営 <1954> 421円  -37 (-8.1%)   本日終値  東証1部 下落率4位
 12日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は赤字拡大で着地」が嫌気された。
 日工営 <1954> が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。15年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常損益は24.9億円の赤字(前年同期は24.6億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
  ⇒⇒日本工営の詳しい業績推移表を見る

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