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【経済】中国製品輸出はもう時代遅れ、「Apple Pay」との提携に興味=アリババの馬会長


中国の電子商取引最大手アリババ集団の馬雲(ジャック・マー)会長はこのほど、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材を受けた。

アリババの通販サイトを通じてより多くの中国製品を世界に送り込むとのWSJの質問について、馬会長は、「中国製品の輸出拡大が10年、15年前のこと」だと指摘し、アリババが米国やブラジル、ロシアなどから中国への製品輸入に注力していると回答した。環境汚染が深刻化している中国では、良質な食料品を手に入ることが困難なため、毎日1億人以上の中国人がインターネットを通じて米国などの農産品を購入していると強調。この需要は今後も増え続けるとの見方を示した。

また、会長は、米通信機器大手アップルが手がけているネット決済「Apple Pay(アップルペイ)」がアリババ傘下のオンライン決済サービス「アリペイ(支付宝)」との提携について、可能性が存在していると発言。アップルを尊敬しており、提携するには双方の努力が必要だと強調した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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