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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):東芝機、三菱総研、太陽HD、エプソン

■東芝機械 <6104> 471円  +34 (+7.8%)   本日終値
 31日に決算を発表。「上期経常が7%増益で着地・7-9月期も37%増益」が好感された。
 東芝機 <6104> が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比6.7%増の26.3億円に伸びた。
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■三菱総合研究所 <3636> 2,705円  +187 (+7.4%)   本日終値
 31日に決算を発表。「今期経常は1%増益、前期配当を5円増額・今期は5円増配へ」が好感された。
 三菱総研 <3636> が10月31日大引け後(16:00)に決算を発表。14年9月期の連結経常利益は前の期比15.7%増の64.4億円になった。同時に、前期の年間配当を40円→45円(前の期は35円)に増額し、今期も前期比5円増の50円に増配する方針とした。
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■オンコセラピ <4564> 248円  +16 (+6.9%)   本日終値
 31日に決算を発表。「上期経常が赤字縮小で着地・7-9月期も赤字縮小」が好感された。
 OTS <4564> [東証M] が10月31日大引け後(17:20)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は10.5億円の赤字(前年同期は20.7億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
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■太陽ホールディングス <4626> 3,835円  +255 (+7.1%)   本日終値
 10月31日、太陽HD <4626> が決算を発表。15年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比26.3%増の48.7億円に伸び、従来予想の39億円を上回って着地したことが買い材料。スマートフォンや車載向けプリント配線板用レジストインキの販売が伸びたことが寄与。円安による収益押し上げ効果も利益を押し上げた。上期好調に伴い、通期の同利益を従来予想の77億円→88億円に14.3%上方修正。従来の1.6%減益予想から一転して12.4%増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■セイコーエプソン <6724> 5,450円  +360 (+7.1%)   本日終値
 10月31日、エプソン <6724> が決算(国際会計基準=IFRS)を発表。14年9月上期の連結税引き前利益が前年同期比2.7倍の806億円に急拡大し、従来予想の690億円を上回って着地したことが買い材料視された。大判インクジェットプリンターが中国で回復傾向にあり、北米では堅調に推移。サッカーワールドカップの開催で大きな映像を見ながら観戦しようという需要から米欧でプロジェクターが好調だったことも寄与した。スマートフォン向け電子デバイス製品も堅調だった。上期の業績好調を受け、通期の連結税引き前利益を従来予想の1190億円→1320億円に10.9%上方修正したことも買いに拍車をかけた。

■東京都競馬 <9672> 336円  +22 (+7.0%)   本日終値
 31日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が39%増益で着地・7-9月期も25%増益」が好感された。
 東競馬 <9672> が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比38.8%増の30.2億円に拡大し、通期計画の32.6億円に対する進捗率は92.6%に達し、5年平均の90.2%も上回った。
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■名村造船所 <7014> 1,127円  +72 (+6.8%)   本日終値
 31日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は2.0倍増益、配当を5円増額修正」が好感された。
 名村造 <7014> が10月31日大引け後(15:40)に決算を発表。15年3月期の年間配当を従来計画の20円→25円(前期は30円)に増額修正した。
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■加賀電子 <8154> 1,351円  +83 (+6.6%)   本日終値
 31日に決算を発表。「上期経常は一転49%増益で上振れ着地」が好感された。
 加賀電子 <8154> が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比49.2%増の36.3億円に拡大し、従来の38.4%減益予想から一転して増益で着地。
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■パナソニック <6752> 1,386円  +81 (+6.2%)   本日終値
 10月31日、パナソニック <6752> が15年3月期の連結税引き前利益(米国会計基準)を従来予想の1200億円→1600億円(前期は2062億円)に33.3%上方修正し、減益率が41.8%減→22.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。エコソリューションズでソーラー事業が好調であることから、増販効果で従来よりも利益が上振れる見通し。なお、同時に発表した14年9月上期の連結税引き前利益は前年同期比41.2%減の1219億に落ち込んだが、これは前年同期に年金制度変更に伴う一時益や有価証券売却益などがあった反動が大きかった。営業利益で見ると同21%増の1770億円だった。

■インフォマート <2492> 2,061円  +119 (+6.1%)   本日終値
 31日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が66%増益で着地・7-9月期も87%増益」が好感された。
 インフォMT <2492> [東証M] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比66.3%増の13.9億円に拡大した。
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 同時に発表した「1→2の株式分割を実施」も買い材料。
 10月31日、インフォMT <2492> [東証M]が12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

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