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【経済】(中国)レノボのモトローラ買収完了、世界3位のスマホメーカーに


パソコン世界最大手メーカーの聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)は30日、携帯端末大手モトローラ・モビリティの買収が完了したことを明らかにした。これにより、同社は世界のスマートフォン市場で3位に浮上。今後は韓国サムスン電子と米アップルの上位2社を追い上げる構えだ。

レノボは米グーグルから29億1000万米ドル(約3234億円)で、モトローラの全株式を買収。年内にスマホやタブレット端末などモバイル端末の販売台数を1億台以上に引き上げる考えだ。経営のテコ入れを通じ、4-6四半期内にモトローラの黒字化を目指す。

レノボは主力のパソコンからスマートフォンなどへと事業領域を拡大する「PCプラス」戦略を推進中で、今回の買収もその一環。先ごろも米IBMから低価格サーバー事業の買収を終えたばかりだ。この買収により、レノボは「x86サーバー」と呼ばれる低価格サーバー市場でも世界3位に躍進している。

《ZN》

 提供:フィスコ

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