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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):石山GWH、東京産、アマナ、ナカヨ

■石山GWH <7708> 76円  +5 (+7.0%)   本日終値
 石山GWH <7708> [JQG]が続急伸。日経産業新聞が28日付で、「石山ゲートウェイホールディングス(HD)はバイオマス(植物資源)発電に参入する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「来年1月をメドに新潟、茨城両県で重油に植物原料を混合した燃料を使う発電所の稼働を始める予定で、発電能力はそれぞれ2000キロワットとなる」という。今後3年間で10万キロワット規模まで発電能力を拡大を見込むとしており、売電収入拡大による収益向上に期待した買いが向かった。

■東京産業 <8070> 409円  +11 (+2.8%)   本日終値
 27日、東京産 <8070> が15年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.7億円→7.7億円に63.8%上方修正。減益率が49.6%減→17.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。スマートフォン関連向けに工作機械の販売が伸び、売上が計画を上回ったことが寄与。上期増額分を下回る形で、通期の経常利益も14.5億円→16億円に10.3%上方修正。増益率が1.5%増→12.0%増に拡大する見通しとなった。

■アマナ <2402> 929円  +14 (+1.5%)   本日終値
 27日、アマナ <2402> [東証M]がケイズデザインラボ(非上場)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(非上場)と業務提携し、11月より3Dデジタルサービス事業において新しいソリューション・サービスの開発を行うと発表したことが買い材料視された。企画提案やコンサルテーション、3Dデータコンテンツのダウンロードサービス、マーケットの啓蒙や教育支援といった分野で協業する。顧客企業向け(BtoB)や一般消費者向け(BtoC)に留まらず、個人の一人ひとりに合わせた製品やサービスの提供(BtoI)を推進するという。

■ナカヨ <6715> 347円  -48 (-12.2%)   本日終値  東証1部 下落率トップ
 27日、ナカヨ <6715> が14年9月上期の連結経常利益を従来予想の3.8億円→2.2億円に42.1%下方修正し、一転して41.5%減益見通しとなったことが売り材料。工場のリソースを活かしたEMS事業の受注は増加したものの、高付加価値製品のビジネスソリューション分野の受注が予定通りに伸びなかったことや、収益構造の悪化が響いた。上期業績の悪化に伴い、通期の同利益も従来予想の14.3億円→10億円に30.1%下方修正し、一転して22.8%減益見通しとなった。

■伊藤忠エネクス <8133> 670円  +25 (+3.9%)   本日終値
 28日付の朝刊で「上期営業益は2割増の60億円の公算」と一部報じられたことが買い材料視された。

■トランコム <9058> 4,555円  +115 (+2.6%)   本日終値
 27日に決算を発表。「今期経常を1%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
 トランコム <9058> が10月27日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.6%増の23億円に伸び、従来の4.1%減益予想から一転して増益で着地。
  ⇒⇒トランコムの詳しい業績推移表を見る

■DMG森精機 <6141> 1,235円  +27 (+2.2%)   本日終値
 28日付の朝刊で「アマダから小型旋盤事業を買収」と一部報じられたことが買い材料視された。

■クラリオン <6796> 374円  -9 (-2.4%)   本日終値
 27日に決算を発表。「7-9月期(2Q)経常は6%減益」が嫌気された。
 ⇒⇒クラリオンの詳しい業績推移表を見る

■価値開発 <3010> 45円  +4 (+9.8%)   本日終値
 27日に発表した「ホテル・ブライダル運営社を子会社化」が買い材料。
 ホテル・ブライダル施設の企画・運営を行うプレミアリゾートオペレーションズを子会社化。

■八千代工業 <7298> 737円  +57 (+8.4%)   本日終値
 27日に決算を発表。「今期最終を一転4.4倍増益に上方修正」が好感された。
 八千代工 <7298> [JQ] が10月27日大引け後(15:10)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比37.4%増の13.5億円に拡大し、従来の79.7%減益予想から一転して増益で着地。
  ⇒⇒八千代工業の詳しい業績推移表を見る

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