【経済】ソフトバンク:インド重視姿勢を鮮明に、向こう数年は100億米ドル投入
ソフトバンク<9984>が向こう数年、インドの通信産業やeコマース(電子商取引)などに約100億米ドル(約1兆800億円)を投入する計画だ。インドのモディ首相とラヴィ・シャンカール・プラサード通信IT相はきのう27日、ソフトバンクの孫正義会長と別々で会談した。現地メディア[Business Standard]がきょう28日に報じた。
孫会長は、インド政府に対して波長割当問題の早急解決や、通信インフラの整備加速などを要請したと報じられた。また、会長は、インドのeコマース市場規模が10年後に5000億米ドルまで拡大すると期待しており、インドへの投資について、ソフトバンクの最優先課題であることも強調した。
これとは別に、ソフトバンクはインド通販大手Snapdeal(スナップディール)に追加出資し、同社の株式35%を保有する見通しで、筆頭株主になると期待されている。
《ZN》
提供:フィスコ