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【材料】コナミが続伸、カジノ法案成立は?もなお会期末成立期待の買いに関連銘柄は堅調

  コナミ <9766> が続伸。去る10月8日、統合型リゾート(IR)推進法案」(通称・カジノ法案)は外国人限定で修正成立狙う方向との報道があり、時間的にも今臨時国会での成立は困難とのみかたが広がり同社株などカジノ関連株として人気となってきた銘柄は揃って続落基調をたどってきた。11月30日の会期末までの法案成立は厳しそうだが、前週に株価が瞬間2000円割れした後は堅調展開となっており、セコム <9735> 、丹青社 <9743> 、乃村工芸社 <9716> など同関連銘柄もそろって前週の安値圏からは浮上してきている。2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催の年のカジノ始動には今国会での同法案成立が時間的なリミットといわれている。会期末は迫るが、なお、審議・法案成立に期待した買いが続いているようだ。

  同社は1996年にカジノ事業をスタート。14年3月現在では、北米、オーストラリアをはじめ全世界で365のカジノライセンスを取得。カジノ機器及びカジノ・マネジメント・システムの開発・製造販売・サービスを展開している。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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