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【市況】米株式:「企業決算、欧米金融政策、エボラ出血熱への警戒感で動きづらい展開」


20日のニューヨーク株式市場は、28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から安対な相場展開が予想される。


先週末にNYダウは7営業日ぶりに大幅反発となったが、調整が終了し再び上昇基調を回復できるかどうか注目される。
先週のクーレ欧州中央銀行(ECB)専務理事の発言通りに数日以内に欧州中銀が量的緩和に踏み切るかどうかが焦点となりそうだ。


また、アップル、IBM、テキサス・インスツルメンツなど主要ハイテク銘柄の決算が予定されており、決算後の動向などが変動要因になる。
エボラ出血熱の感染拡大に対する警戒感も強いだろう。
米国の金融政策については、月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)でQE3終了が見込まれているが、世界的な景気懸念を背景に、量的緩和終了の先送り検討なども聞かれてきている。FOMC会合が開かれる28、29日が通過するまでは、不安定な相場展開が予想される。

《MY》

 提供:フィスコ

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