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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):日本通信、パル、もしもしHL、NEC

■日本通信 <9424> 512円  +80 (+18.5%) ストップ高    本日終値
 20日付の朝刊で「米アップルのタブレット『iPad』など向けに、大容量のデータ通信を月2980円で使えるサービスを月内に始める」と一部報じられたことが買い材料視された。

■パル <2726> 3,245円  +255 (+8.5%)   本日終値
 20日付の朝刊で「衣料・雑貨の新型店を出店、5年で売上高を年500億円に」と一部報じられたことが買い材料視された。

■もしもしホットライン <4708> 1,017円  +77 (+8.2%)   本日終値
 17日、もしもしHL <4708> が15年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億円→16.1億円(前年同期は42.5億円)に46.7%上方修正したことが買い材料。既存業務において収益性改善が進んだことに加え、新規獲得業務においてスムーズな立ち上げを実現できたことなどが寄与した。

■NEC <6701> 345円  +21 (+6.5%)   本日終値
 NEC <6701> が急反発。日経新聞が20日付で「(NECの)2014年4~9月期の連結営業利益は200億円前後と、4億円弱にとどまった前年同期から大幅に増えたようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると、消防・救援無線のデジタル化や基幹システム刷新など官公庁や自治体向けのITインフラ事業が好調なうえ、サーバー増強といった民間のIT投資需要の取り込みが寄与した。利益の圧迫要因だったスマートフォンの開発・製造から昨年7月に撤退したことで百数十億円の利益改善効果も出たという。同社の上期(4-9月)業績予想は非開示だが、社内計画を上回ったもようと伝えている。30日に第2四半期決算の発表を控え、業績上振れを期待する先回り買いが向かった。

■カナモト <9678> 3,955円  +205 (+5.5%)   本日終値
 17日に業績修正を発表。「今期配当を5円増額修正」が好感された。
 カナモト <9678> が10月17日大引け後(15:00)に配当修正を発表。14年10月期の年間配当を従来計画の30円→35円(前期は20円)に増額修正した。
  ⇒⇒カナモトの詳しい業績推移表を見る

■大塚ホールディングス <4578> 3,740.5円  +179 (+5.0%)   本日終値
 20日付の朝刊で「上期営業益は1300億円に上振れの公算」と一部報じられたことが買い材料視された。

■高砂熱学工業 <1969> 1,279円  +61 (+5.0%)   本日終値
 17日に発表した「月島機械と資本・業務提携」が買い材料。
 月島機械と資本・業務提携。5億円を上限に互いに株式を取得。同社の蓄熱・放熱技術のノウハウなどと月島機械が持つ水処理・汚泥処理・廃棄物処理・バイオマス処理等の技術やノウハウとを相互に活用する。

■日本航空電子工業 <6807> 2,151円  +74 (+3.6%)   本日終値
 航空電子 <6807> が大幅続伸。日刊工業新聞が20日付で「日本航空電子工業は2015年度に曲げて使える車載用タッチパネル事業に参入する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「自動車メーカー各社が車載機器の操作性やデザイン性向上に向けた取り組みを強化しており、曲面形状に対応できるタッチパネルを採用する動きが加速すると判断し参入を決めた」としている。業界では珍しいとされる車載用曲面タッチパネルを量産するとあって、業績への寄与を期待する買いが向かった。

■サイゼリヤ <7581> 1,533円  +36 (+2.4%)   本日終値
 サイゼリヤ <7581> が反発。日経新聞が18日付で「ワタミとサイゼリヤは中国出店を加速する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「サイゼリヤは2015年8月期、中国中心に前の期比約4割増の100店を海外に出す」という。国内で労働力不足や食材の値上がりで新規出店が難しくなるなか国内での出店を抑え、一方で労働力の確保や市場拡大が見込めるアジアでの出店に期待した買いが向かった。

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