【材料】セコムなどカジノ関連株も反発、全般急反騰展開から買い戻しや突っ込み買い

　　セコム <9735> が9日ぶりに反発し、コナミ <9766> も9日ぶりに反発するなどカジノ関連株もそろって反発。セコムは9月に6640円の2002年5月以来の高値を付け、米国でカジノ関連機器で実績あるコナミも8月に3月以来の戻り高値2522円をつけた、しかしその後、「カジノ一体型IR法案」に付いて当面外国人限定に法案修正する方向と伝わるなど今期臨時国会成立が危ぶまれ大幅に下げてきたことから、全般急反発展開のなか買い戻しや突っ込み狙いの買いが入ってきたもよう。

　　カジノ解禁に向け積極姿勢を見せてきた安倍普三首相が、2020年の東京オリンピック大会の開催に間に合うように、足下停滞しているカジノ法案の臨時国会での成立に向け積極姿勢をみせるかどうかがポイントとの指摘もあった。
（執筆者：熱田和雄　ストック・データバンク）