米株
【注目】話題株ピックアップ【昼刊】：タダノ、ユーグレナ、三洋化、関西電
■タダノ <6395> 1,710円 +125 (+7.9％) 11:30現在 東証１部 上昇率3位
16日、タダノ <6395> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の225億円→255億円に13.3％上方修正。増益率が4.0％増→17.8％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。国内外で建設用・車載搭載型クレーンの販売が好調で、売上が計画を上回ることが寄与。円安による収益押し上げ効果も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが14.0倍→12.4倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ユーグレナ <2931> 1,288円 +78 (+6.5％) 11:30現在
16日、ユーグレナ <2931> [東証Ｍ]が武田 <4502> とユーグレナ(ミドリムシ)を配合する新製品を共同で開発すると発表したことが買い材料視された。武田の医薬品技術と同社のユーグレナ大量培養技術を組み合わせ、大衆薬や医薬部外品、特定保健用食品、栄養機能食品などの開発可能性を検討する。同日、武田は同社製造のユーグレナを配合した通信販売限定の健康補助食品「緑の習慣」を発売したと発表した。国内製薬トップとの協業によるユーグレナ製品の展開に期待する買いが殺到した。
■三洋化成工業 <4471> 657円 +27 (+4.3％) 11:30現在
野村証券が16日付で三洋化 <4471> の投資判断を「リデュース(弱気)→ニュートラル(中立)」に引き上げ、目標株価を640円→690円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、足元で国産ナフサ価格が5万円台後半/キロリットルにまで下落し、15年3月期下期以降に損益が大きく改善する期待が高まってきたと報告。同証券では、ナフサ下落と円安を織り込み、15年3月期の連結営業利益を従来予想の70億円→81億円に上方修正。会社計画(88億円)未達を予想するが、株価には業績悪化が概ね織り込まれたと判断している。なお、続く16年3月期の同利益は75億円→92億円、17年3月期を76億円→98億円にそれぞれ予想を引き上げている。
■関西電力 <9503> 901.2円 +15.8 (+1.8％) 11:30現在
16日、関西電 <9503> が15年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の400億円の赤字→20億円の黒字(前年同期は315億円の黒字)に上方修正。一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。水力発電における出水率の上昇や想定より円安が進行しなかったことで採算が改善した。燃料調達の見直しによる燃料費などの減少も黒字浮上に貢献した。
■ジャパンマテリアル <6055> 4,285円 +370 (+9.5％) 11:30現在 東証１部 上昇率2位
16日、Ｊマテリアル <6055> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→24億円に20.0％上方修正。増益率が1.9％増→22.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。半導体工場向け特殊ガス供給装置や保守管理の受注が想定より伸びることが寄与。台湾半導体工場向け特殊ガスの販売好調も上振れに貢献する。
■フィックスターズ <3687> 3,245円 +267 (+9.0％) 11:30現在
16日、Ｆスターズ <3687> [東証Ｍ]が同社の100％子会社の米Fixstars Solutions, Inc.が、北米地域の業容拡大のため、カナダにFixstars Solutions Canada, Ltd.を設立すると発表したことが買い材料視された。発表によると研究・開発体制の強化を目的とし、14年11月に設立するという。なお、15年9月期の業績に与える影響と軽微としている。同時に、14年9月期の期末一括配当を従来計画の11円→12円に増額すると発表。権利付き最終日は過ぎているものの、増配を好感した買いが向かった。
■ＧＭＯクラウド <3788> 1,029円 +82 (+8.7％) 11:30現在
16日、東証がＧＭＯクラ <3788> [東証Ｍ]を23日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■ピックルス <2925> 822円 +37 (+4.7％) 11:30現在
16日、ピックルス <2925> [ＪＱ]が発行済み株式数の21.88％にあたる140万株(金額で10億3900万円)を上限に自社株をTOB(株式公開買い付け)により取得すると発表したことが買い材料。TOB価格は前日終値を7.6％下回る725円。親会社の東海漬物の経営戦略に縛られずに独自の経営判断を実行できる体制を築くために、東海漬物の保有株の一部を買い受ける。買付期間は17日から11月17日まで。
■セキュアヴェイル <3042> 601円 +15 (+2.6％) 11:30現在
16日、東証が17日売買分からセキュアヴェ <3042> [ＪＱＧ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■巴工業 <6309> 1,722円 -80 (-4.4％) 11:30現在
16日、巴工業 <6309> が14年10月期の連結経常利益を従来予想の18.4億円→16.2億円(前期は16.8億円)に12％下方修正し、一転して3.6％減益見通しとなったことが売り材料。東南アジア向け機械販売の注文がキャンセルとなる可能性が高まったことに伴い、保守的な見地から約3億円の棚卸資産評価損(売上原価)を計上することが響く。
■総合メディカル <4775> 4,895円 -165 (-3.3％) 11:30現在
16日に決算を発表。「上期経常が6％減益で着地・7-9月期も12％減益」が嫌気された。
総合メディ <4775> が10月16日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.9％減の16.5億円に減り、通期計画の51.1億円に対する進捗率は32.4％となった。
⇒⇒総合メディカルの詳しい業績推移表を見る
■リアルビジョン <6786> 224円 -19 (-7.8％) 11:30現在
16日に発表した「90万株の第三者割当増資などを実施」が売り材料。
90万株の第三者割当増資を実施するほか新株予約権1万2651個(目的となる株式126万5100株)を発行。
■日本伸銅 <5753> 117円 -8 (-6.4％) 11:30現在
16日に業績修正を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正、未定だった配当は無配継続」が嫌気された。
日伸銅 <5753> [東証２] が10月16日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。15年3月期の連結最終損益を従来予想の2億2000万円の黒字→5億7000万円の赤字(前期は3億3200万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
⇒⇒日本伸銅の詳しい業績推移表を見る
■リゾートソリューション <5261> 229円 +10 (+4.6％) 11:30現在
16日に発表した「株主優待制度を変更」が買い材料。
株主優待制度を変更。3種類の商品券を廃止し、利用施設制限をなくした同社直営施設共通商品券を新設。
■三谷産業 <8285> 259円 +10 (+4.0％) 11:30現在
16日に業績修正を発表。「上期経常を33％上方修正」が好感された。
三谷産業 <8285> [東証２] が10月16日大引け後(16:00)に業績修正を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.4億円→3.1億円(前年同期は4.7億円)に32.9％上方修正し、減益率が49.4％減→32.7％減に縮小する見通しとなった。
⇒⇒三谷産業の詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
不二ラテックス <5199> 297円 +80 (+36.9％) ストップ高 11:30現在
スマトブック <2330> 212円 +50 (+30.9％) ストップ高 11:30現在
ケー・エフ・シー <3420> 2,077円 +400 (+23.9％) ストップ高 11:30現在
プラザクリエイト <7502> 429円 +80 (+22.9％) ストップ高 11:30現在
横田製作所 <6248> 1,632円 +300 (+22.5％) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
16日、タダノ <6395> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の225億円→255億円に13.3％上方修正。増益率が4.0％増→17.8％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。国内外で建設用・車載搭載型クレーンの販売が好調で、売上が計画を上回ることが寄与。円安による収益押し上げ効果も利益を押し上げる。前日終値ベースの予想PERが14.0倍→12.4倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
■ユーグレナ <2931> 1,288円 +78 (+6.5％) 11:30現在
16日、ユーグレナ <2931> [東証Ｍ]が武田 <4502> とユーグレナ(ミドリムシ)を配合する新製品を共同で開発すると発表したことが買い材料視された。武田の医薬品技術と同社のユーグレナ大量培養技術を組み合わせ、大衆薬や医薬部外品、特定保健用食品、栄養機能食品などの開発可能性を検討する。同日、武田は同社製造のユーグレナを配合した通信販売限定の健康補助食品「緑の習慣」を発売したと発表した。国内製薬トップとの協業によるユーグレナ製品の展開に期待する買いが殺到した。
■三洋化成工業 <4471> 657円 +27 (+4.3％) 11:30現在
野村証券が16日付で三洋化 <4471> の投資判断を「リデュース(弱気)→ニュートラル(中立)」に引き上げ、目標株価を640円→690円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、足元で国産ナフサ価格が5万円台後半/キロリットルにまで下落し、15年3月期下期以降に損益が大きく改善する期待が高まってきたと報告。同証券では、ナフサ下落と円安を織り込み、15年3月期の連結営業利益を従来予想の70億円→81億円に上方修正。会社計画(88億円)未達を予想するが、株価には業績悪化が概ね織り込まれたと判断している。なお、続く16年3月期の同利益は75億円→92億円、17年3月期を76億円→98億円にそれぞれ予想を引き上げている。
■関西電力 <9503> 901.2円 +15.8 (+1.8％) 11:30現在
16日、関西電 <9503> が15年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の400億円の赤字→20億円の黒字(前年同期は315億円の黒字)に上方修正。一転して黒字に浮上する見通しとなったことが買い材料。水力発電における出水率の上昇や想定より円安が進行しなかったことで採算が改善した。燃料調達の見直しによる燃料費などの減少も黒字浮上に貢献した。
■ジャパンマテリアル <6055> 4,285円 +370 (+9.5％) 11:30現在 東証１部 上昇率2位
16日、Ｊマテリアル <6055> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→24億円に20.0％上方修正。増益率が1.9％増→22.3％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。半導体工場向け特殊ガス供給装置や保守管理の受注が想定より伸びることが寄与。台湾半導体工場向け特殊ガスの販売好調も上振れに貢献する。
■フィックスターズ <3687> 3,245円 +267 (+9.0％) 11:30現在
16日、Ｆスターズ <3687> [東証Ｍ]が同社の100％子会社の米Fixstars Solutions, Inc.が、北米地域の業容拡大のため、カナダにFixstars Solutions Canada, Ltd.を設立すると発表したことが買い材料視された。発表によると研究・開発体制の強化を目的とし、14年11月に設立するという。なお、15年9月期の業績に与える影響と軽微としている。同時に、14年9月期の期末一括配当を従来計画の11円→12円に増額すると発表。権利付き最終日は過ぎているものの、増配を好感した買いが向かった。
■ＧＭＯクラウド <3788> 1,029円 +82 (+8.7％) 11:30現在
16日、東証がＧＭＯクラ <3788> [東証Ｍ]を23日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。
■ピックルス <2925> 822円 +37 (+4.7％) 11:30現在
16日、ピックルス <2925> [ＪＱ]が発行済み株式数の21.88％にあたる140万株(金額で10億3900万円)を上限に自社株をTOB(株式公開買い付け)により取得すると発表したことが買い材料。TOB価格は前日終値を7.6％下回る725円。親会社の東海漬物の経営戦略に縛られずに独自の経営判断を実行できる体制を築くために、東海漬物の保有株の一部を買い受ける。買付期間は17日から11月17日まで。
■セキュアヴェイル <3042> 601円 +15 (+2.6％) 11:30現在
16日、東証が17日売買分からセキュアヴェ <3042> [ＪＱＧ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50％以上［うち現金20％以上］とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■巴工業 <6309> 1,722円 -80 (-4.4％) 11:30現在
16日、巴工業 <6309> が14年10月期の連結経常利益を従来予想の18.4億円→16.2億円(前期は16.8億円)に12％下方修正し、一転して3.6％減益見通しとなったことが売り材料。東南アジア向け機械販売の注文がキャンセルとなる可能性が高まったことに伴い、保守的な見地から約3億円の棚卸資産評価損(売上原価)を計上することが響く。
■総合メディカル <4775> 4,895円 -165 (-3.3％) 11:30現在
16日に決算を発表。「上期経常が6％減益で着地・7-9月期も12％減益」が嫌気された。
総合メディ <4775> が10月16日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比5.9％減の16.5億円に減り、通期計画の51.1億円に対する進捗率は32.4％となった。
⇒⇒総合メディカルの詳しい業績推移表を見る
■リアルビジョン <6786> 224円 -19 (-7.8％) 11:30現在
16日に発表した「90万株の第三者割当増資などを実施」が売り材料。
90万株の第三者割当増資を実施するほか新株予約権1万2651個(目的となる株式126万5100株)を発行。
■日本伸銅 <5753> 117円 -8 (-6.4％) 11:30現在
16日に業績修正を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正、未定だった配当は無配継続」が嫌気された。
日伸銅 <5753> [東証２] が10月16日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。15年3月期の連結最終損益を従来予想の2億2000万円の黒字→5億7000万円の赤字(前期は3億3200万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
⇒⇒日本伸銅の詳しい業績推移表を見る
■リゾートソリューション <5261> 229円 +10 (+4.6％) 11:30現在
16日に発表した「株主優待制度を変更」が買い材料。
株主優待制度を変更。3種類の商品券を廃止し、利用施設制限をなくした同社直営施設共通商品券を新設。
■三谷産業 <8285> 259円 +10 (+4.0％) 11:30現在
16日に業績修正を発表。「上期経常を33％上方修正」が好感された。
三谷産業 <8285> [東証２] が10月16日大引け後(16:00)に業績修正を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.4億円→3.1億円(前年同期は4.7億円)に32.9％上方修正し、減益率が49.4％減→32.7％減に縮小する見通しとなった。
⇒⇒三谷産業の詳しい業績推移表を見る
●ストップ高銘柄
不二ラテックス <5199> 297円 +80 (+36.9％) ストップ高 11:30現在
スマトブック <2330> 212円 +50 (+30.9％) ストップ高 11:30現在
ケー・エフ・シー <3420> 2,077円 +400 (+23.9％) ストップ高 11:30現在
プラザクリエイト <7502> 429円 +80 (+22.9％) ストップ高 11:30現在
横田製作所 <6248> 1,632円 +300 (+22.5％) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
