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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):トリケミカル、メディアドゥ、朝日ラバー、アルプス技

■トリケミカル研究所 <4369> 562円  +80 (+16.6%) ストップ高    本日終値
 7日、東証が8日売買分からトリケミカル <4369> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。また同日、青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇・名城大教授、天野浩・名古屋大学教授、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の日本人科学者3名がノーベル物理学賞を受賞したことも、LED関連銘柄としての同社株への思惑買いを誘った。

■メディアドゥ <3678> 5,680円  +550 (+10.7%) 一時ストップ高    本日終値
 メディアドゥ <3678> [東証M]が急反騰。日経新聞が8日付で「無料対話アプリのLINE(東京・渋谷)は講談社や小学館と組み、年内にスマートフォン(スマホ)向けに漫画の海外配信を始める。電子書籍取次大手のメディアドゥを含む4社で海外配信の共同出資会社を近く設立する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「日本の人気漫画を英語と中国語に翻訳し、LINEの電子書籍アプリで読めるようにする」としており、「LINEマンガ」の海外展開による収益拡大を期待した買いが向かった。

■朝日ラバー <5162> 1,660円  +66 (+4.1%)   本日終値
 7日、東証が8日売買分から朝日ラバー <5162> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。また同日、青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇・名城大教授、天野浩・名古屋大学教授、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授の日本人科学者3名がノーベル物理学賞を受賞したことも、LED関連銘柄としての同社株への思惑買いを誘った。

■アルプス技研 <4641> 1,250円  +22 (+1.8%)   本日終値
 7日、アルプス技 <4641> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.73%にあたる50万株(金額で6億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は14日から15年2月28日まで。

■富士エレクトロニクス <9883> 1,398円  -29 (-2.0%)   本日終値
 7日、富士エレ <9883> が決算を発表。15年2月期上期(3-8月)の連結最終利益が前年同期比27.5%減の6.5億円に減ったことが売り材料。情報機器向けのメモリー販売が増加などで営業増益だったものの、為替差益が減ったことに加え、特別損失に投資有価証券評価損を計上したことが響いた。

■コロプラ <3668> 3,600円  +145 (+4.2%)   本日終値
 7日に発表した「手塚治虫記念館開館20周年記念企画」が買い材料。
 手塚治虫記念館開館20周年アニバーサリー企画を実施。提供中の位置ゲー7タイトルと手塚治虫作品のキャラクターがコラボレーション。

■中部電力 <9502> 1,255円  +40.5 (+3.3%)   本日終値
 7日に発表した「東電と燃料調達・火力発電で包括提携」が買い材料。

■クリエイトS <3148> 3,800円  -110 (-2.8%)   本日終値
 7日に決算を発表。「6-8月期(1Q)経常は27%減益で着地」が嫌気された。
 クリエイトS <3148> が10月7日大引け後(15:00)に決算を発表。15年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比26.6%減の21.2億円に減り、6-11月期(上期)計画の49.7億円に対する進捗率は42.8%にとどまり、5年平均の57.2%も下回った。
  ⇒⇒クリエイトSの詳しい業績推移表を見る

■川口化学工業 <4361> 149円  -8 (-5.1%)   本日終値
 7日に決算を発表。「6-8月期(3Q)経常は赤字転落」が嫌気された。
  ⇒⇒川口化学工業の詳しい業績推移表を見る

■フェリシモ <3396> 1,180円  +26 (+2.3%)   本日終値
 7日に決算を発表。「6-8月期(2Q)経常は赤字縮小」が好感された。
  ⇒⇒フェリシモの詳しい業績推移表を見る

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