【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月6日記)
日平均株価は、前週末のNYダウ上昇、円安から、本日の価格が寄り付き値で上放れる公算です。
ただ、この上げはジグザグに下値を切り下げる過程での一時的な動きだと推測できるため、10月2日の始値1万5895円前後が上値の限界になると考えられます。寄り付き値で1万5895円前後に位置するなら、本日は寄り付き値付近の高値が最高値になって、上値を抑えられる公算です。
本日の価格が1万5895円程度まで上げるなら、3日の安値1万5559円まで値幅があるので、しばし1万5559円から本日の高値でのレンジ内の動きを経過すると考えられます(下降途中の保ち合いの動きです)。
情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)