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【市況】まずは25日線が支持線に変わるかを見極めたいところ/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 3日のNY市場は上昇。朝方発表された9月雇用統計で失業率が5.9%へと低下、非農業部門雇用者数も24万8千人増と予想を上回る改善を示したことで買いが先行。今月のFOMC(連邦公開市場委員会)での量的緩和終了は確実視されているものの、早期利上げには慎重との見方から終日堅調推移となった。ダウ平均は208.64ドル高の17009.69、ナスダックは45.43ポイント高の4475.62。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の15910円。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップ・アップとなろう。25日線が15900円辺りに位置しており、まずはこれを明確に上放れ、支持線として機能するかを見極めたいところである。一方、これが上値抵抗として意識されるようだと、自律反発の域は脱せそうにない。足元では先週のマドを空けての急落によって、9月半ばに空けた15980-16000円辺りの小さなマドを割り込んでおり、現状では上にアイランド・リバーサル形状を残している。まずは、このマドを最低でも埋めておきたいところ。15800-16000円のレンジを想定する。


[予想レンジ]

上限 16000円-下限 15800円

《TM》

 提供:フィスコ

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