【材料】リアルワールド---クラウド事業「Gendama」の会員数は約370万人、「CROWD」は約47万人に増加
リアルワールド<3691>は、ポイントを活用したクラウド事業とポイントエクスチェンジ事業を展開。クラウド事業では、同社グループが運営するサイトに登録した会員をクラウド会員とし、会員が同社サービスにおいて行ったアクションに基づいて同社グループが収益を獲得し、その一部を会員に還元する事業モデルであり、クラウドメディアサービスとクラウドソーシングサービスに分類される。
クラウドメディアサービスでは、インターネット上において、主に成果報酬型広告(アフィリエイト広告)を集約したポイントメディアの運営等を行っている。クラウドソーシングサービスでは、マイクロタスク型サービスを提供。顧客企業から受注した業務を単純化・細分化(マイクロタスク化)することにより、多数の会員が分担して作業を行うことにより受託業務を遂行する仕組み。そのほか、ポイントエクスチェンジ事業では、クラウド事業において会員に付与されるポイントの交換サービスを提供している。
2014年9月期の業績は、売上高が前期比34.4%増の27.7億円、経常利益が同5.2倍の1.8億円と増収増益の見通し。足元では、クラウド事業による会員の囲い込みと新たなメディア創出に努めるとともに、急成長が見込まれているスマートフォン向けのサービス並びに「CROWD」拡充に積極的な投資を行い、新たな収益の柱となるビジネスモデルの構築に尽力。
クラウド事業「Gendama」の2013年9月末時点の会員数は、戦略的に実施したスマートフォン分野への費用投下及び友達紹介制度の浸透等により、約370万人(前年同月は約325万人)まで増加し、ライフマイルの同会員数は約471万人(同約468万人)に。また、「CROWD」の会員数は、クラウドメディアサービスからの継続的な流入及び同社サービスの認知度向上等により、約47万人(同約29万人)と大幅に増加している。
《TM》
提供:フィスコ