【テク】日経平均テクニカル:上にアイランド・リバーサル形状を残さず
日経平均は続落となったが、上昇する5日線が支持線として意識されていた。また、ギャップ・ダウンでの下げとなるなか、上にアイランド・リバーサル形状を残してくるかが注目されたが、マドを埋める格好で下げ幅を縮めている。そのため、目先的な達成感にはつながらず、過熱を冷ます調整の流れが継続している状況。ボリンジャーバンドでは、+1σと+2σとのレンジ内での推移。パラボリックのSAR値は16112円辺りまで切り上がっており、これにタッチせずに陽転シグナルを継続させてくるかが注目される。週間形状では、依然としてボトム圏からの緩やかな上昇となり、シグナルとの乖離も拡大傾向にあるため、中期的な方向性は変わらず。
《KO》
提供:フィスコ