【経済】ソフトバンクの孫社長、アリババの米IPOで世界一の億万長者に浮上も
ソフトバンク<9984>の孫正義社長の個人資産が中国の電子商取引大手アリババ・グループ(中国名は阿里巴巴集団)による米国での新規株式公開(IPO)の実施で世界トップに浮上する確率が高まっている。
アリババはIPO価格の仮条件レンジ上限を68米ドル(約7380円)に引き上げたことを受け、最大218億米ドルを調達し、時価総額は1676億米ドルまで拡大すると見込まれている。ソフトバンクはアリババの株式34.4%を保有しているため、ソフトバンクの所有分の時価総額も約580億米ドルまで膨らむと試算されている。
なお、フォーブスが先週に発表した世界長者番付によると、メキシコのカルロス・スリム・ヘル氏(テルメックス会長)、米国のビル・ゲイツ氏(マイクロソフト前会長)、米国のウォーレン・バフェット氏(バークシャー・ハサウェイ会長) は上位3位に並んだ。
なお、欧州連合(EU)と米国は12日、同時にロシアに対して追加制裁を発動した。金融、エネルギー、防衛セクターなどが対象となった。
《ZN》
提供:フィスコ