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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):スターバクス、オービス、メドピア、日本電計

■スターバクス <2712> 1,325円  +33 (+2.6%)   本日終値
 11日、スターバクス <2712> [JQ] が15年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の116億円→131億円に13.4%上方修正。増益率が5.5%増→19.6%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。「フレッシュバナナ&チョコレート クリーム フラペチーノ」など期間限定の氷菓飲料が好調で、既存店売上が想定を上回ることが利益を押し上げる。

■オービス <7827> 1,040円  +150 (+16.9%) ストップ高    本日終値
 11日、オービス <7827> [JQ] が14年10月期の連結最終利益を従来予想の1.1億円→11.3億円に9.9倍上方修正。一気に9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。主力の木材事業が梱包材の価格引き上げや合理化効果で、採算が急改善する。木材運搬船の売却益が想定を上回ったことなども最終利益を押し上げる。業績回復に伴い、無配としていた期末一括配当を10円実施し、2期ぶりに復配する方針を示した。

■メドピア <6095> 11,100円  +1,500 (+15.6%) ストップ高    本日終値
 11日、メドピア <6095> [東証M]が9月30日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に、綜合臨床HD <2399> と業務提携すると発表したことも買いに拍車を掛けた。医師限定のコミュニティサイト「メドピア」を活用した綜合臨床グループの臨床治験事業の効率化や新サービスの提供、綜合臨床HDが提携する医療機関の医師と「メドピア」の会員医師をつなげることによるサービス対象の拡大などに取り組む。

■日本電計 <9908> 1,225円  +141 (+13.0%) 一時ストップ高    本日終値
 12日付の朝刊で「測位衛星技術と業務提携」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ジョルダン <3710> 800円  +66 (+9.0%) 一時ストップ高    本日終値
 11日、ジョルダン <3710> [JQ] が14年9月期の期末一括配当を従来計画の8円→13円(前期は8円)に大幅増額修正したことが買い材料。同社では、基本方針に基づく具体的な目標として連結配当性向10%を定めていたが、株主への利益還元を充実させるため、目標を連結配当性向20%に引き上げることを決定した。配当性向引き上げをポジティブに受け止める買いが向かった。

■本多通信工業 <6826> 990円  +35 (+3.7%)   本日終値
 11日、本多通信 <6826> [東証2] が15年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.5億円→6億円に33.3%上方修正。従来の4.7%減益予想から一転して27.1%増益見通しとなったことが買い材料。車載向けコネクターの好調などで、売上が計画を上回ることが寄与。利益率の高い産業機器向けコネクターの回復や合理化効果も利益を押し上げる。

■長野計器 <7715> 705円  +12 (+1.7%)   本日終値
 11日、長野計器 <7715> が発行済み株式数の17.49%にあたる360万株(金額で21億2640万円)を上限に自社株をTOB(株式公開買い付け)により取得すると発表したことが買い材料。TOB価格は前日終値を15.7%下回る584円。筆頭株主のエヌケー商事が保有する全株式345万8150株(発行済み株式数の16.80%)を売却する意向を示したことに対応する。買付期間は12日から10月14日まで。

■ジャパンフーズ <2599> 1,154円  -25 (-2.1%)   本日終値
 11日、ジャパンF <2599> が15年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の13億円→6.8億円(前期は9.4億円)に47.7%下方修正し、一転して28.0%減益見通しとなったことが売り材料。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動や、夏の天候不順で受注が減少。下期に飲料メーカーの新製品の取り込みや生産コストの追加削減に取り組むものの、夏の苦戦を補いきれないとしている。

■オンキヨー <6628> 178円  +15 (+9.2%)   本日終値
 12日付の朝刊で「パイオニアのAV機器事業を統合」と一部報じられたことが買い材料視された。

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